過去ログ - 村人「めんどくせえええええ」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 23:00:01.15 ID:Ca1my84n0
足早に出口を目指して歩く少女の後を紅髪が追う。

ショートパンツから伸びる二本の白く細い脚はか弱そうで、とても傭兵の類に属するものとは思えない。

それ故に大股でも全くふらつかず、確かな足取りで歩行する少女の様は不思議だった。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 23:34:55.77 ID:Ca1my84n0
少女「…また他のギルドを見て仕事を探さないといけないんだけど」


方便だ。今から見にいっても、依頼掲示板は更新されてはいないだろう。

以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/09(金) 05:39:47.59 ID:qIDoYaU1o
乙した


62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/09(金) 20:51:52.49 ID:M7t4TzP80
木の香る廊下を歩く。分厚い壁で隔たれるそれぞれの部屋は、任務内容の機密を守るためのものであり、それ故にドア同士の間隔も非常に狭い。

人数確認に粗相が起らぬよう、大きな会議室の入り口もたった1つのために、ギルドの廊下は無駄に長く見えた。

少しでも景観を楽しませようと定間隔で壁にかけられた紅草のプランターが、十五歩ごとに目線の暇を慰めてくれる。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/09(金) 21:44:58.23 ID:M7t4TzP80

紅髪「……」

少女(……目がすごく紅い)

以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/09/10(土) 02:00:24.98 ID:d3OSy2bEo
ワクテカ


65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/12(月) 20:16:48.98 ID:WpMG6Z0e0
扉の向こう側はいつも通りの窓の無い会議室だ。

部屋に目線を向けるものがないためか、既に中で待機していた傭兵達は開いた扉へ眼を向ける。


以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/13(火) 20:23:34.89 ID:W9OYbMos0
「ちょっとその前に大前提の質問いいっすか」

紅髪「はい、どうぞ?」


以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/14(水) 20:28:04.34 ID:mA+Gemau0
「荷運び、運搬か」

「どこまでだ?」

「危険なブツじゃねえだろうな」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/14(水) 20:58:59.62 ID:mA+Gemau0
紅髪「この時点で降りたいという方は?」


ある程度の説明を聞かされた傭兵達は黙って女性の眼を見ている。

以下略



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