過去ログ - 和「ジーニアス?」
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269:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:41:51.12 ID:rgrfq0Mm0



 あの時、画面には唯の胸の上辺りまでしか映っていなかったが、彼女の様子や表情、発声から、彼女が必要以上に傷つけられ、蹂躙され、しかもそんな彼女の無残な姿を和達に見せ付ける為に、そして唯自身を更に苦しめる為に、わざとすぐに死なない様に、そして必ず死に至る様にしたのは明らかだった。

以下略



270:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:42:56.60 ID:rgrfq0Mm0




 澪「いいよ。ムギには私から伝えておいてやるよ。その後でメールもしてやる。ふふん。有り難く思えよ」
以下略



271:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:46:09.99 ID:rgrfq0Mm0




 放課後。桜高生徒会室。
以下略



272:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:47:08.38 ID:rgrfq0Mm0



 和がそんな事を考えている時だった。彼女の携帯に一通のメールが届く。送り主は澪からであった。
 
以下略



273:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:48:26.40 ID:rgrfq0Mm0



 生徒会の活動を終え、平沢家のリビングで和はティーカップに口を付けながら、紅茶(それ)を淹れてくれた、ソファーの向かいに座り自身の淹れた紅茶を啜っている、今や実質的にこの家の唯一の住人となったポニーテイルの少女を見遣る。

以下略



274:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:49:58.61 ID:rgrfq0Mm0
 


 和とて、澪と戦い唯の仇を討ちたいと言う思いは当然、抑え切れない程強いものがある。だが所詮、自身は彼女の幼馴染と言う『他人』の域を出ない。肉親のそして『最愛の姉』を失った妹に比べれば如何なるものだと思う。

以下略



275:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:51:26.52 ID:rgrfq0Mm0




 数日後。
以下略



276:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:52:25.29 ID:rgrfq0Mm0

 

 紬「あら、和ちゃんじゃなくて憂ちゃんなの?」

以下略



277:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:54:33.12 ID:rgrfq0Mm0
 


 紬「ふふ。結構、物騒な言葉を使うのね。でも私は梓ちゃんを、澪ちゃんは唯ちゃんを消しちゃったけれど、私達だって律っちゃんを唯ちゃんに消されちゃったのだものお互い様よ」

以下略



278:一年中が田上の季節[saga]
2012/02/16(木) 06:56:06.46 ID:rgrfq0Mm0



 憂「ええ。梓ちゃんが命を賭してまで私達に伝えてくれた最後の情報(ことば)を忘れたり、聞き逃す事なんて絶対に有りませんよ。それを踏まえて言っているんです」

以下略



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