過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:30:52.45 ID:HfgaLUSPo

 神裂との交信を断ち切ると、ステイルは手を止めて苛立たしげに舌打ちした。
 シェリーの目が細まるのに気付かず、彼は黙ってオルソラの方に向き直る。

ステイル「三〇分以内に探知で切れば御の字と言ったところだね。オルソラ、君はどう思う?」
以下略



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:31:48.02 ID:HfgaLUSPo

シェリー「ガキじゃねぇんだからよぉ、ちったぁ落ち着いて行動できないのかしら?」

ステイル「なっ……」

以下略



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:32:37.01 ID:HfgaLUSPo

――おかしい。

 そう思ったのは、背反者である天草式の魔術師に攻撃命令を下した張本人。
 同じくイギリス清教の第零聖堂区、必要悪の教会に所属する魔術師である。
以下略



159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:34:30.58 ID:HfgaLUSPo

 槍の持ち主である可愛らしい少女――五和はボロボロだった。
 おそらくは雷や矢、石に火に水と様々な物が飛び交う戦場の中を一心不乱に突き抜けて駆けつけたのだろう。
 もはや腹や太ももなどが露出し、布切れ同然となった衣服を必死に左手で押さえつけながら、五和は口を開いた。

以下略



160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:35:34.28 ID:HfgaLUSPo

――五和が一人で刺客の中心に突入している頃。
 箒に跨り空を飛ぶスマートヴェリーは、地面に膝をついている織莉子とキリカを見下ろしていた。
 右手に炎を灯し、休む間を与えぬよう何度目かの攻撃を行う。
 対する二人は速度低下の魔法や予知魔法を行使せず、残された体力だけを用いてなんとかそれを回避した。
以下略



161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:37:04.62 ID:HfgaLUSPo

SV「いやいや、こっちの戦力を半分も削いでおきながらまだ生きてるのは凄いことだと思うよー」

SV「でもまぁあれだ、相手が悪かったね?」

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162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:37:35.37 ID:HfgaLUSPo




織莉子「……本当に残念です。出来ればあなたたちには、深い傷を負わせたくなかったのに」
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163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:39:15.78 ID:HfgaLUSPo

SV「ッ――!?」

 気がつけば、先ほどまで歳相応の鈍い動きしか見せていなかったキリカがすぐ目の前まで距離を詰めていた。
 辛うじて身を捻り彼女から離れる。反応出来なかった同僚が無残に蹴り飛ばされた。
以下略



164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:41:51.87 ID:HfgaLUSPo

織莉子「私達がグリーフシードを持っていないと、いつから錯覚していたのですか?」

 そんな織莉子に合わせるように、キリカがニィッと口角を上げた。

以下略



165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:43:26.87 ID:HfgaLUSPo

 気の抜けた返事をすると、スマートヴェリーは誰にも気付かれないように肩の力を抜いた。
 こりゃあ勝てないわ。
 耳に当てた通信霊装の機能を切り替え、念話通信が可能な状態に移行させる。

以下略



166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/14(金) 22:45:16.44 ID:HfgaLUSPo

 人の魔女と魔法少女の決着がついているとき。
 ほむらと杏子がワルプルギスの夜と対峙しているとき。

 日本から見て遥か西に位置するイギリス、その首都であるロンドンで。
以下略



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