過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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451:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 01:57:03.91 ID:ng8U45Dwo
最初はまどかが説得して、アニェーゼを三人がかりで取り押さえる流れだったとか言えない……
いざ書く段階になってママさんが説得される姿が思い浮かばなかっただけなんて言えない……!
プロットはよく考えて練ろう、投下します


452:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 01:57:43.25 ID:ng8U45Dwo

――まどかを取り逃がしてしまったアニェーゼは小さくため息を吐いた。
 まとわりつく中沢と仁美を振りほどき、肩を落とした詢子に近寄る。
 抜け殻のようなその背中は、お世辞にも大きいとは呼べなかった。

以下略



453:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 01:59:14.64 ID:ng8U45Dwo

 それよりも気になることがあるのを思い出して、アニェーゼはへたり込んでいる少年少女に目を向けた。

アニェーゼ「子供のおふざけにしちゃあ度が過ぎてますね。お仕置きと調教、どちらがお好みですか?」

以下略



454:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 01:59:55.29 ID:ng8U45Dwo

 後ろめたいものがあるのか、それとも自分自身でもよく理解していないのか。
 漠然としたなにかに囚われたような表情を浮かべた中沢は、自信無さ気に続けた。

中沢「最初はその、鼻歌が聴こえてきたんです。アメージンググレイス? とかいうやつの」
以下略



455:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 02:01:02.06 ID:ng8U45Dwo

 ルチアからカード状の霊装を受け取ったアニェーゼは、ローラと面識があり、因縁深い人間……
 すなわちステイルに向かって呼びかけた。
 しかし応答はない。聞こえてないのか、出る余裕がないのか。

以下略



456:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 02:01:37.17 ID:ng8U45Dwo

――時間はほんの少しだけ巻き戻る。
 まどかが母親と戦っていた頃。
 暁美ほむらもまた、同じように強敵と戦っていた。

以下略



457:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 02:03:02.67 ID:ng8U45Dwo

ほむら「……愚者はどっちかしらね」

キリカ「織莉子を愚弄しないでくれるかな!」

以下略



458:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 02:04:10.87 ID:ng8U45Dwo

 未来を見通す力を持った彼女の言葉はあらゆる推測よりも現実味を帯びている。
 その未来は不確かで可変なれど、しかし未来であることに変わりはない。
 それゆえに、ほむらは信じたくなかった。

以下略



459:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 02:04:47.79 ID:ng8U45Dwo


――でも。

織莉子「そんな天使でも、どうにもできない存在がある。最強の魔法少女が生まれ、最悪の魔女になる」
以下略



460:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/12/04(日) 02:05:14.27 ID:ng8U45Dwo

織莉子「それを、あなたが言うの?」

 それは純粋な疑問によって成り立つ、短い問いだった。

以下略



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