過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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83: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/22(土) 19:57:00.88 ID:cc4KrkVu0
今日はここまで

切なさも悲しみも時間が連れて行く、なんてフレーズを聞いてたらふと思うことがある
もしその時間を留め続ければ、切なさや悲しみは積み重なって、決して減ることはないんだろうな、と
まあ、過去や目先の現在にとらわれると心が病んでいくってことだね
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2011/10/22(土) 22:21:32.49 ID:KuLuzPzAO
乙乙
なんだか深い話ね


85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/22(土) 23:28:50.41 ID:4vnVpKuVo
乙!
いろいろ考えさせられるな


86: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:34:04.95 ID:UqSheG0c0

「―――――ん、」

目が覚める。
今は何時だろうか、と辺りを見回して、気付く。
以下略



87: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:34:58.46 ID:UqSheG0c0

「……あ?」

思わず、右腕に目を落とす。

以下略



88: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:35:46.79 ID:UqSheG0c0

『ごめんなさい、佐倉さん!
 私と暁美さんは学校に行くから、ゆまちゃんのことはお願い
 
 朝食はテーブルの上に用意しておいたけど、足りなかったら冷蔵庫の中から適当に食べててほしいわ
以下略



89: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:36:30.82 ID:UqSheG0c0

「……保護者か」

ぽつり、と突っ込みを入れた。
メモのとおり、傍らに千円札が二枚置いてあることを確認しつつマミの今後を憂う。
以下略



90: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:38:02.70 ID:UqSheG0c0

存外思考の渦の奥深くまで潜っていたらしい。
おかげで、ゆまの接近にも気付かなかった。
というか、自分はマミのことを心配してどうする気なのだろうか。

以下略



91: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:38:51.16 ID:UqSheG0c0

冷蔵庫を開けると、ガタガタとペットボトル容器がぶつかる音が聞こえる。
魔法少女仲間内で毎回やっていた、反省会の分だろう。
一人暮らしにはあまり必要ない量だ。

以下略



92: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:39:48.54 ID:UqSheG0c0

もきゅもきゅ、という効果音が聞こえそうな食べ方。
件の小動物より小動物らしい少女である。

この食卓に会話は無いが、別に険悪な雰囲気ではない。
以下略



93: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/24(月) 22:40:36.04 ID:UqSheG0c0

そこまで考えて、自分の矛盾に気付いた。
つい昨日、意味も無い馴れ合いはしないと言ったのに。
また、繰り返すつもりなのか。

以下略



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