過去ログ - アイリス「さよなら、ジャンポール」
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27:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:17:54.61 ID:sT9PuPCN0
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28:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:18:46.63 ID:sT9PuPCN0
「それをずっと見てる女の子がいたんだ。なにもはなさないで」
「今度は女の子……か」
「アイリス、はじめのうちは、なにもしてくれないその子がきらいだったんだよ。
29:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:19:14.80 ID:sT9PuPCN0
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30:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:19:41.92 ID:sT9PuPCN0
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31:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:20:51.05 ID:sT9PuPCN0
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32:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:21:21.53 ID:sT9PuPCN0
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33:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:21:58.54 ID:sT9PuPCN0
「昔、一人の男の子が居ました。
何処から来たのか分からない、何処に行くのか分からない……、
ただ、真っ暗な深淵の園で一人きりで生きている男の子がいました。
温もりはない。光明もない。
何もない世界で一人きりで生きてきました。
34:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:22:33.71 ID:sT9PuPCN0
頭痛がした。彼の感情の波と衝撃の波が共鳴している。
だが、頭痛がするのは、そのためだけとも言えなかった。
何だ?
他人が他人の力に恐怖する。
それがこのような事を引き起こしてしまうのか?
35:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:23:41.53 ID:sT9PuPCN0
地震が更に強くなっていく。
上昇する『ポルナレフ』の霊力に帝都が耐えられないのだ。
しかも、更に最悪な事に、彼はそれを自覚していない。
そうだ。そうなのだ、と大神は思った。
存在するだけで危険な無限大。
36:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:24:11.85 ID:sT9PuPCN0
「『アイリス』っ! 聞こえていたら返事をしてくれっ!
俺が傍に居る! 俺は……、此処に居る!
だからっ! だからっ!
聞こえていたら返事をしてくれっ!
何も恐くないからっ! 俺が居るのだからっ!」
37:ny[saga]
2011/10/21(金) 19:24:51.81 ID:sT9PuPCN0
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