過去ログ - 女教師「折角のクリスマス・イヴだし、付き合ってあげる」
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24:nu[saga]
2011/11/10(木) 23:24:11.52 ID:3DymN/oc0





以下略



25:nu[saga]
2011/11/10(木) 23:24:44.20 ID:3DymN/oc0
言葉の最後の方は泣き声も混じっていた。
先生の悲痛な叫びが夜の公園の虚空に響いて、消える。
僕は先生に何かを伝えようとして口を開き掛けて、すぐに閉じる。

僕に何が言えるってんだ?
以下略



26:nu[saga]
2011/11/10(木) 23:27:32.08 ID:3DymN/oc0


今回はここまでで。

皆さん、ご指摘などありがとうございます。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/11(金) 12:49:08.82 ID:SdZcJ3FDO
頑張れ


28:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:09:05.34 ID:qE1TFovX0





以下略



29:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:10:13.52 ID:qE1TFovX0
その笑顔を見ていて、僕は思った。
もしかしたら、僕にはこの子しか居ないんじゃないかと。
自分に男としての魅力が一切無い事はよく分かった。
軽薄に見えるあの男よりも数段劣る生き物だと自覚させられた。
でも……、だから……。
以下略



30:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:11:06.61 ID:qE1TFovX0
だから、僕は単純に『あいつ』に逃げようとした。
そこそこの関係である『あいつ』となら、自分の胸の孤独を癒せると感じた。
それこそ恋と呼べもしない浅ましい打算だ。
その打算に身を投げようかと何度も思った。
多分、誰だってやってる打算だ。
以下略



31:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:11:47.01 ID:qE1TFovX0
久し振りに顔を見た『あいつ』に、
「彼氏が出来たんだ」と言われたのは三ヶ月前の事だ。
読書なんて滅多にしないくせに図書室に顔を出した『あいつ』にそう言われた。
『あいつ』はそれを伝えに図書室に僕を捜しに来たんだろう。

以下略



32:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:12:23.46 ID:qE1TFovX0





以下略



33:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:12:59.05 ID:qE1TFovX0
自分は孤独じゃなくなれるんじゃないか?
誰かと肩を寄せ合って、胸の中の孤独感を払拭する事が出来るんじゃないか?

そんな気がして、誰かの傍に居たくなってしまう。
誰かの優しさに期待したくなる。
以下略



34:nu[saga]
2011/11/12(土) 22:13:37.01 ID:qE1TFovX0
愚かな事をしたもんだ。
馬鹿な事をしてるもんだってずっと考え続けてる。
そもそも、それは多分、僕の得られなかった幸福感を、
せめて『あいつ』には感じていてほしいっていう自己欺瞞に溢れた代償行為でしかない。
『あいつ』が幸せになれているのなら、
以下略



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