過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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11:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga frontier]
2011/11/28(月) 23:58:16.13 ID:SdcGx20AO
ようやく三つ目のスレだ、フラッグファイター
此処まで来れたのも諸君等の援護のおかげといえるだろう、感謝する
支援絵も有り難く頂戴している、いつも済まないな

三スレ目ということもあり、ちと軽い外伝を投下する
以下略



12:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga frontier]
2011/11/28(月) 23:59:47.31 ID:SdcGx20AO
 人里から離れた、山の奥

 堅く閉ざされた鉄の扉が、ゆっくりと開かれていく

 震える足で歩を進め、目の当たりにしたのはこの世の地獄
以下略



13:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga frontier]
2011/11/29(火) 00:01:49.54 ID:GDLiPHVAO
――西暦2302年:輸送機――

機長『当機は予定通り、1500に目標地点へと到着致します』

ホーマー「……」
以下略



14:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:04:51.09 ID:GDLiPHVAO
ホーマー「勉強は、うまくいっているか」

マリーダ「はい、何一つ滞りなく」

ホーマー「そうか……」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県)[sage]
2011/11/29(火) 00:06:35.01 ID:XKkKnz0Oo
こんなにも早く会えようとは
聞いていないぞ!フッラグファイター


16:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:08:09.36 ID:GDLiPHVAO
――二年前、廃人寸前の彼女を救い出してからは、毎日が戦争だった

 夜、木の葉の影に怯え絶叫しながら暴れ狂い、部屋一つが完全に潰れたこともあった
 VRシステムのフラッシュバックに日頃から苛まされ、一歩も外を歩けないことさえあった
 陵辱と暴行により傷ついた身体を治すことさえ、惨めさにむせび泣きながら彼女は耐えていた
以下略



17:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:11:52.53 ID:GDLiPHVAO
ホーマー「……」

マリーダ「はふ……」

 食事は純和食、バランスを考えた一汁一菜、おかずは鮭の塩焼き
以下略



18:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:13:29.82 ID:GDLiPHVAO
 台所に立ち、並んで食器を洗った

マリーダ「私が洗います。司令は休んでください」

ホーマー「洗いたいから洗うのだ、そう気を使うな」
以下略



19:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:17:05.96 ID:GDLiPHVAO
 世界情勢は未だ荒れており、紛争と謀略の絶えず渦巻くゼロサムゲームの真っ只中
 おまけに各国とも自国領地でくすぶる紛争の火を消すのに、多大な時間をかけてもいた


 AEUはアフリカのダカールなどを中心に、増えすぎた反政府組織の鎮圧に躍起になっている
以下略



20:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:18:50.13 ID:GDLiPHVAO
 基地に降り立ってすぐ、声をかけてきた若い男がいた

ギルボア「お久しぶりです司令、今日はどの様なご用件で?」

ホーマー「近くに用があってな、挨拶も兼ねて立ち寄ってみた」
以下略



21:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/29(火) 00:22:06.34 ID:GDLiPHVAO
 ギルボアの運んできた車に乗り込み、基地の滑走路を疾駆する
 普段より安定感があるように感じたのは、気のせいではないと思った

ホーマー「それでどうなんだ、あの男がご執心の新兵とやらは」

以下略



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