過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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435:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 02:35:57.77 ID:J3/JFd5AO
00外伝は一通り出していくつもりだけど、とりあえず00Fが読みやすいと思われる
面白いのは00Pと00V、前者はあまり戦いメインという感じではないがフェルトの両親やCB実働部隊結成の裏側が知れて面白い
後者はMSVに近いノリ。ただどちらも文章


以下略



436:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 02:41:06.28 ID:J3/JFd5AO
――ミーティングルーム――

 その日、基地内では整備士達の格闘する声と作業の音が絶えず響いていた。
 本来基地施設の復旧に当てられていた人員も、全てが輸送機とMSの点検・整備に回されていた。
 此処は軍事基地、軍人が聞く音はかくあるべきと言うように、そのけたたましいまでの騒音に誰も反応を示さない。
以下略



437:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 02:43:56.06 ID:J3/JFd5AO
グッドマン「解散!」

 グッドマン司令の檄が飛び、兵士達が一斉に部屋を飛び出していく。
 何せあと六日間で、大規模な電撃戦を可能にしなくてはならないのだ。
 ある者は鈍った身体を鍛え直そうとトレーニングルームへ、ある者はMSの調整の為にドックへ。 各々が為すべき事を成すために、わき目もふらずに走っていった。
以下略



438:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 02:50:40.30 ID:J3/JFd5AO
 出撃を見合わせる他の隊員も、全員がこの場に集まり話に耳を傾けていた。
 何故なのだろうか、オーバーフラッグスから参加する二名に自分が選ばれた際、誰一人と反対意見を出すことはなかったのだ。
 正直、技量では一番劣っている自分を出す理由が分からない。
 もちろん聞いてはみたが、誰一人まともに答えてなどくれず、レオーノフ大尉には説教まで食らう始末。
 辞退したいわけではなかった。
以下略



439:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 02:57:11.51 ID:J3/JFd5AO
 そうだ、敵はガンダムもどきだけではない。
 水中を航行できる新型MS、そして基地を破壊した強力なビーム兵器を有する機動兵器も存在している。
 敵陣中央を強襲するグラハム少佐だけじゃない、自分達だっていつ死ぬか分からないんだ。

 ダリル少尉は幸運にも生き延びられた。
以下略



440:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 03:08:11.39 ID:J3/JFd5AO
――輸送機・MSドック――

グラハム「…………」

 レバーを掴み、左右に軽く機体を動かす。
以下略



441:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 03:23:47.00 ID:J3/JFd5AO
ビリー「グラハム!」

グラハム「カタギリ」

ヤザン「…………」
以下略



442:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 03:35:19.35 ID:J3/JFd5AO
 カタギリは僅かな言い回しの変化にも気付き、訝しがる。
 遠回しに追及してみようとも考えたが、恐らくボロは出すまい。やはり付き合いが長すぎるのだ。
 やはり真っ正面から問いただすに限る。
 お互い、いつだってそうしてきたのだから。

以下略



443:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 03:36:42.43 ID:J3/JFd5AO
グラハム「カタギリ、何があった」

グラハム「いや……お前とマリーダに、誰が何を言った?」

ビリー「ッ…………!」
以下略



444:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 03:41:51.46 ID:J3/JFd5AO
リヴァイヴ「最新鋭の技術の粋を集めた、いわば地球圏最強のMSがこのアドヴァンスドGN―X」

リヴァイヴ「それがたとえライセンサーと言えども、所有するに相応しくないと判断された場合、機体の受領を保留にする権限が我々には与えられております」

グラハム「ほう……」
以下略



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