過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:10:00.12 ID:J3/JFd5AO
通り過ぎる兵士に挨拶され、会釈する。
あれはユニオンのパイロットスーツだ。此処では国籍や人種による差別が見られないのが心地いい。
人革連ではあまり良い思いをしなかっただけに、なおさら強く感じるのかもしれない。
以下略
447
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:22:38.51 ID:J3/JFd5AO
はたと声のした方へ振り向く。
驚いたのは、誰のものかは分かっていたが、その誰かが問題であったから。
フォン「……まるで親の仇でも見つめるような目だ」
以下略
448
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:24:39.74 ID:J3/JFd5AO
フォン「ヅダ」
デュバル「!」
フォン「形式番号EMS-10。何年前だったか、宇宙開発及びテロリズムの宇宙拡大に先立ち、宙間戦闘に於ける絶対的優勢確保を名目に開発されたMS」
以下略
449
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:29:28.95 ID:J3/JFd5AO
フォン「その後の調査で、ヅダには構造上致命的な欠陥があることが判明し、採用は見送りとなったとさ」
デュバル「ぐぅ……っ」
フォン「あげゃげゃげゃげゃ!!」
以下略
450
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:30:48.48 ID:J3/JFd5AO
デュバル「初めてコクピットに座り、最高速度にまで踏み込んだ時の感動は、今でも昨日のことのように思い出せる……」
フォン「…………」
デュバル「問題点はあったかもしれない。だが、たった一度の過ちで表舞台から消え去って良いはずがなかった!」
以下略
451
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:37:49.52 ID:J3/JFd5AO
フォン「だが、あんたはそれを自覚している。己に酔ったテロリストに比べたら、まだ多少はマシだ」
デュバル「……慰めにもならん……」
フォン「慰めてるつもりはない。事実、あんたはGN―Xのテロ行為を見てショックを受けていた」
以下略
452
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:38:45.33 ID:J3/JFd5AO
フォン・スパークが言い放った直後、警報機が赤色灯と共に吼え出した。
敵襲、第一種警戒態勢を告げるときの声だ。
先ほどまでとは別種の慌ただしさが波のように伝わる。
騒然となっていく搬入路で、自分とフォン・スパークだけが、取り残されたように立ち尽くしていた。
以下略
453
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:40:05.72 ID:J3/JFd5AO
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454
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:41:06.15 ID:J3/JFd5AO
クラウス「いや、デュバル少佐のことさ」
フォン「……アイツと道を違えることが嬉しいってか?」
クラウス「まさか! 彼には何度も助けられた、出来ればこれからも良い関係でいたいとも思っている」
以下略
455
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>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:48:24.07 ID:J3/JFd5AO
フォン「忠告しといてやる。クラウス・グラード、お前も、いつかは選ぶ日が来る。必ずな」
クラウス「……忠告?」
フォン「予言ともいう。俺様には全て見える。全て、な」
以下略
456
:
>>1
◆FnwJR8ZMh2
[saga]
2013/02/07(木) 04:48:57.88 ID:J3/JFd5AO
本日は此処まで
次回は来週。
ではまた。
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