過去ログ - 京子「アッカリーン」
1- 20
220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 18:42:28.66 ID:IjTTBvPr0
―京子―

もう夕日も隠れて暗くなった通学路を、綾乃と一緒に歩く。
最初綾乃の歩幅は、私の後ろくらいだったけど、今は隣を歩いてる。
顔を赤くしながら、もじもじしてる姿はなんだか可愛いけど、一体何に緊張してるんだろうか?
以下略



221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 18:51:25.41 ID:IjTTBvPr0
京子「ふぅ〜、寒い寒い」

手袋付けてるのに、手がとても寒くて困ってしまう。
そう思いながら近くにある公園が目に入る。
昔、みんなとよく遊んだ公園で少しだけ寄って行こうかなんて考え始める。
以下略



222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 19:05:33.50 ID:IjTTBvPr0
京子「私、なんでこんなにあかりのことで荒れてるんだよ?」

結局寄ってもいいことなんてあるわけなかったんだと、今気がついたけど後の祭りだった。
入る前と比べれば、あまり良い心境ではないことこの上なかった。
明後日まで家から出ないほうがいいななんて思いながら、帰ろうとして誰かがいるのに気がついた。
以下略



223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 19:11:35.87 ID:IjTTBvPr0
その言葉で、ちなつちゃんが何を言いたいのか分かって、自然と体を守る態勢に入った。
まて、そんな馬鹿な、あのかわいいちなつちゃんがあの、あの!

京子「チーチーだったなんて!」

以下略



224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/01/18(水) 01:32:44.69 ID:lDf93weho
どこでレスしていいかわからん
最後まで頑張ってくれよ


225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/01/21(土) 11:48:28.11 ID:nIaNV2aqo
ようやく追いついた
待ってるぞー


226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/22(日) 13:59:13.08 ID:UMOxHAsQ0
京子「ちなつちゃん?」

ちなつちゃんは呆れたように、首を振ってる。
馬鹿にされてるような気がして、少しだけ腹が立ってきて思わず、何かあるなら言えばいいだろと、口にした。
ちなつちゃんはその言葉になんだか含むことがあるのか、意味ありげな笑顔を向けてくる。
以下略



227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/22(日) 14:12:37.23 ID:UMOxHAsQ0
その言葉にちなつちゃんの顔が少し暗くなって、私を正面から見据えてくる。
おかしかった、私が怒っていたはずなのに、ちなつちゃんからはそれ以上に怒っているそんな空気があった。

ちなつ「変わったですか……、今にも泣きそうにしてるじゃないですか?」

以下略



228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/24(火) 15:02:54.38 ID:+AAoU0zT0
ちなつちゃんの手が肩に乗る。
とても力強く、下を向いていた顔があげるくらいに強い力。
肩が砕けてしまうんじゃないかって思えてきて、私は何も分からなくなってきた。

ちなつ「京子先輩! お願いです、気付いてください!」
以下略



229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/24(火) 15:24:06.04 ID:+AAoU0zT0
離れてちなつちゃんが公園入口のほうに顔を向けている。
何も聞こえないから、ただそれを茫然と眺めていた。
ちなつちゃんの顔はまだ変わってない、私に対してしていた真剣な表情のままに、その入り口を見ていて、やがて口を開いて何かを言っているみたいだった。
誰かいるってことはわかったけど、その誰かが分からない。
耳を塞いでいた手を外すと、耳に感じる冷たい外気と、周りの音。
以下略



332Res/258.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice