過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
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143: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:11:28.58 ID:bswlQR1P0

床に転がっているステイル=マグヌスは、不規則気味に荒い息を何度も繰り返していた。動かない身体を無理にでも動かそうともがいている。
目は既に焦点があやふやではあったが、その赤みがかった瞳には未だ消えぬ強い意志が見て取れた。顔を歪めて歯を食いしばっているようだ。


以下略



144: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:12:46.56 ID:bswlQR1P0

バキボキガキッ!!、と、今まで聞いたこともないような音を立てて、少年の指は5本ともグチャグチャに折れた。
悲鳴はもう言葉にならないほど悲痛で、この世のものとは思えないほど痛烈な叫びだった。もうステイルの右手は使い物にならなくなっていた。
赤が、ステイルの脳内を支配する。Blood、Scream、Pain。すべて同じ色を連想させる物質・現象・感覚が、彼のすべてを支配していた。

以下略



145: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:13:34.04 ID:bswlQR1P0


土御門元春は、万能ではない。そのことは誰よりも本人が一番理解している。
彼には、すべての異能を打ち消すことの出来る右手などない。
彼には、すべての現象を弾き飛ばす超能力など備わっていない。
以下略



146: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:14:47.87 ID:bswlQR1P0

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目が覚めると、まず全身を覆う不快感に気がついた。その正体を分析しようと目を開くと、水が床を流れているのがすぐに分かった。
以下略



147: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:15:33.10 ID:bswlQR1P0

「ど、どうして……?」

「どうって…。とりあえず再起不能になるまでボッコボコにしてきた訳だが」

以下略



148: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:16:55.58 ID:bswlQR1P0

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とにかく、このままでは死んでしまう。警備員の目を避け、建物と建物の隙間に隠れた土御門が改めて傷口を見た感想がこれだった。
以下略



149: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:18:21.80 ID:bswlQR1P0

土御門は、いそいそと準備を始める。どこからともなく折り紙を数枚取り出した後、インデックスをうつぶせになるように促す。
失血でボーっとしていたインデックスは、土御門の行動を少し疑問に思いながらも、深く考えずに彼の指示に従うことにした。
次に土御門はインデックスの修道服の傷口の部分の穴を少し広げ、傷口が見えるようにする。出血がひどく、血が溢れてくる。
一般人が見れば動揺するか気絶してしまいそうな光景だったが、土御門は一切動じない。淡々と次の作業へ移っていく。
以下略



150: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:19:31.02 ID:bswlQR1P0

彼の額に一筋、まるで日本刀で斬られたかのようにスッパリと傷が付き、血が流れ始めた。それこそ、少女の背中の傷のような赤いラインが。


「あー。もう来やがったか」
以下略



151: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:25:29.56 ID:bswlQR1P0
今回分は以上です。一応陰陽系の魔術です…ね。詳細は次回。
ステイル=マグヌスははっきり言って強いです。強いからこそ、土御門は徹底的に潰しました。
あの『魔力・魔術を封じる』という反則は、逆に強いステイルへの敬意…とでも言いましょうか。
そんな感じです。別にステイルさんをdisってる訳じゃないです。ステイルカッコいいよステイル。

以下略



152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県)[sage]
2012/02/14(火) 05:31:42.16 ID:hocsOh8ko
乙乙
まさにオーバーキルだったな
殺してないけど


153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/14(火) 07:55:48.36 ID:fXlx8VLRo
おっつー


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