14: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:37:21.74 ID:3NsOQz0Wo
その問に詢子が答える。
「やだ、この人久しぶりの外食ではしゃいじゃったのね」
15: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:38:21.80 ID:3NsOQz0Wo
「あれ? 僕は今まで何を」
「パパ、帰ろ」
16: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:39:39.13 ID:3NsOQz0Wo
数日後、播磨は高校にいた。
彼は暴れまわっていた中学時代と決別するために、高校に入ってからはイメージチェンジを
17: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:40:49.82 ID:3NsOQz0Wo
「ああ」
そう言うと男子生徒は去って行った。
18: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:42:04.15 ID:3NsOQz0Wo
学校を出てしばらく歩いていると、不意に目の前で白い者が横切る。
(ん?)
19: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:43:03.74 ID:3NsOQz0Wo
播磨は周囲を見回す。
特に何もない。
20: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:44:37.46 ID:3NsOQz0Wo
「ふえ?」
少女は驚いたように顔を上げた。
21: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:46:04.06 ID:3NsOQz0Wo
とりあえず移動しようと思ったけれど、腰が抜けている少女は歩くことはできないだろう。
「仕方ない」
22: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:47:17.10 ID:3NsOQz0Wo
「病気か何かか?」
「そういうわけではないと思うんですけど」
23: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:48:38.09 ID:3NsOQz0Wo
「ん?」
「私、去年まで東京の学校に通ってたんです。といっても、病気で入院しちゃったんで、
あんまり思い出はないんですけど」
24: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:49:46.38 ID:3NsOQz0Wo
「そうだったんですか、鹿目さんのお知り合い……」
「なあ、もう歩けるか?」
702Res/519.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。