過去ログ - まどか「勇気を」
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310:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:21:03.51 ID:83RZktFxo

「そう、ね」

「大丈夫だから」

以下略



311:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:22:29.73 ID:83RZktFxo

「さやかちゃん、さやかちゃん、起きて」

「んーぬ……ふぇ、はれ、まどか、どしたのこんな朝早く」

以下略



312:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:23:30.08 ID:83RZktFxo

そんな思考の中、話を振られて視線を向けられて固まってしまう。
心の中の黒い靄が体を縛って声を出せなくて、何を言ったらいいのか分からなくて。
できたのは、お辞儀だけ。

以下略



313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:24:07.57 ID:83RZktFxo

「あの……私」

「あたしは美樹さやか。あんたの名前は?」

以下略



314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:25:14.28 ID:83RZktFxo


「まどか、待って」


以下略



315:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:26:34.93 ID:83RZktFxo


「また病室がもぬけの殻だと連絡を受けて、勘を頼りに張り込んでいたのですが」


以下略



316:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:28:24.82 ID:83RZktFxo

私を見てはいるものの、きっとその言葉はまどかとさやかに向けられているもの。
だから私は何も言わず、委ねるように一歩下がる。

二人の横顔に迷いはない。
以下略



317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:29:36.82 ID:83RZktFxo

巴家のインターフォンを押しても反応はなく。
鍵を開けて入ってみれば、何故か佐倉杏子が、一人膝を抱えて眠っていた。

眠っている場所は廊下。
以下略



318:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:30:25.45 ID:83RZktFxo

そのまどかの一言で、杏子の空気が変わった。
被っていた毛布を放り出し、髪をまとめることもせず、魔法少女へと変身して。
見せる表情は、怒り。

以下略



319:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/11(水) 00:31:31.88 ID:83RZktFxo

魔法少女の事実を知って、その結末に絶望して、といったところだろうか。
最悪の事態に発展していないのが不思議になるくらいだった。
まどかの言葉は止まらない。
なすべきことを見つけた彼女は、とても勇敢で、優しかった。
以下略



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