過去ログ - 知久「今日はほむほむの特売日だ」
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686:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:27:01.15 ID:JnDIout0o
>>578の続き
長いです
あと、ほ虐が話の根幹だけどほ虐メインではないのでその辺注意
ほ虐はぬるめ


687:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:27:22.55 ID:JnDIout0o
『ミタキハラから世界にいづるα』


有史以来、極東の地日本で着実に広まりつつあった「ほ虐文化」。
しかし開国以来、粗暴で残虐とされたこの文化は急速に衰退していった。
以下略



688:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:27:48.34 ID:JnDIout0o
 まどか「お待たせー、二人とも。ちょっと先生との話が長引いちゃって。ごめんね」
 ほむら「いいえ、それ程待っていないわ。行きましょう」
 さやか「転校生、図書館の場所知ってるの?」
 ほむら「ええ。街の事はある程度は調べたから」

以下略



689:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:28:15.91 ID:JnDIout0o
見る限り永遠かと思える長い道路。ミタキハラのアウトバーンを、石油をたっぷりと積んだトラックで走り抜けたい衝動に駆られる。
何故こんな辺鄙な所に図書館があるのかは不明だったが、さやかによると周りの土地殆ど全てが司書の私有地らしい。
司書にそんな金や権限があるはずがない。ほむらは、この世界がイレギュラーどころか異世界ではないかと疑い始めていた。

 ほむら「…それで、ほ虐?とやらの歴史というのはどんなものなの?」
以下略



690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:28:43.37 ID:JnDIout0o
 まどか「ほむほむはね、縄文時代からずっと人間と共にいるんだ。だから…ほら、人間をまるで恐れない」
 ほむほむ「ホムー!ホムー!」コンニチハ
 さやか「どう思う?転校生」
 ほむら「…別に何も。可愛らしい動物としか思えないけれど」
 さやか「確かに。初めてこれを見た人は皆そう言うんだよね」
以下略



691:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:29:35.65 ID:JnDIout0o
 まどか「実はね、ほむほむと似たような種に…まどまど、さやさや、あんあん、まみまみなんてのがいるんだ」
 ほむら「そう」
 さやか「一応他にもまだいるんだけど、今大切なのはまどまどと、『ほ食種』と呼ばれるさやさや、あんあん、まみまみ。
     まどまどはほむほむと番になることができるんだ。あとの三種はほむほむやまどまどを食べるんだよ」

以下略



692:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:30:05.09 ID:JnDIout0o
ガコンと軽く振動してから、上に昇っていく感じが足元から伝わってくる。
ついに、ミタキハラカルトと出会える。
どのような場所なのか、少しだけ好奇心が湧き、冷徹な感情に押しつぶされる。
いよいよドアの隙間から光が漏れてきた。この目に焼き付けて、殺して、もう一度戻そう。
そうすればまた…また、優しいまどかと元気なさやかに会える。そう信じたい。
以下略



693:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:30:31.13 ID:JnDIout0o
中に入ると、手縫いの頭巾を被った女性が近くでまどまどを虐待していたので、そちらを見させていただく。
昭和からタイムスリップしてきたのかと聞きたかったが、おそらく、昭和でも似たような風景が見られていたのだろう。
今、私は本当にタイムスリップしているのかもしれない。
 まどか「これがまどまど。私そっくりでしょ」
 ほむら「ええ…確かに。鹿目まどか、だから、まどまど?」
以下略



694:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:31:04.83 ID:JnDIout0o
 ほむほむ「ホムゥ・・・ホム・・・?ホムギャーーー!」ン・・・エ?イタアアアイ!
 まどか「……」チクッ
 ほむほむ「ホギャァァァァァ・・・―――」ピクピク

まどかが早速ほ虐を実演すると言うので、付き合ってみた。
以下略



695:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:31:38.50 ID:JnDIout0o
 まどか「じゃ、はい、ほむらちゃん」
 ほむら「え?」
 まどか「もしほ虐をしたいなら首をねじ切って。ここまでなら、そのままにしておいて。
     流石に…あそこまで言ったんだから、この辺で終わりにしておいた方がいいと思うんだ」

以下略



696:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/29(日) 13:32:04.57 ID:JnDIout0o
地下故に時間の経過が体感できず、さやかがそろそろ帰ろうと呼びかけた時には既に6時を過ぎていた。時間が過ぎ去るのは本当に早い。
外に出るともう陽は沈み真っ暗になっていたが、心の中は不自然に暖かかった。

 まどか「今日は遅くまで付きあわせちゃってごめんね。でも、ほむらちゃんがほ虐を好きになってくれて良かった」
 ほむら「別に好きじゃないわよ。毛嫌いするほどのものではなかったというだけ」
以下略



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