171:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:08:12.25 ID:gcrOS0dK0
だから、言った。
辛そうな表情のムギの両肩を掴んで、真正面から瞳を覗き込みながら伝えた。
「いいんだよ、ムギ。
172:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:08:47.10 ID:gcrOS0dK0
それについては私も無責任な事は言えなかった。
生き物の姿を見たのが自分一人だけなら、夢や妄想だって事で片付けられた。
夏の熱が見せた蜃気楼って事にしても問題無いくらいだ。
でも、ムギも見てるとなると、話は全然変わってくる。
異常事態の中に起こった異常事態とでも言うんだろうか。
173:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:09:32.38 ID:gcrOS0dK0
「ああっ!
りっちゃん、大変!」
「ど……、どうしたんだよ?」
174:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:10:06.29 ID:gcrOS0dK0
「うん……、大袈裟なのは分かってる……。
だけどね、感染する可能性はあるんだよ……?
それは一万分の一くらいの可能性かもしれないけど、
例え一万分の一の可能性でも、私、耐えられないよ……。
175:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:11:45.61 ID:gcrOS0dK0
今夜はここまでです。
ムギの話は一体お終いです。
次回から新しいお話になる予定です。
176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/01(木) 10:07:56.73 ID:LQB5dG9DO
新しいお話し楽しみにしています。
177:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:38:01.38 ID:S33VmCS70
◎
178:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:39:04.84 ID:S33VmCS70
「いいなあ、律先輩。
憂にしてもらえるなんて本当に羨ましい……。
私もたまにしてもらうんですけど、憂ってとっても上手ですよね。
上手過ぎて、声が我慢出来ないくらい気持ち良くなっちゃいましたし……。
179:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:39:35.08 ID:S33VmCS70
「うん……、うん……っ!
そこがいい……。そこがいいよ……っ!
すごく気持ち良い……っ!」
180:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:40:05.34 ID:S33VmCS70
「……マッサージですか?」
「そうだよ、分かってんじゃんか」
181:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:42:05.52 ID:S33VmCS70
とは言え、さっきまでの私の声は半分以上は本気だったりもする。
疲れてたせいもあるかもしれないけど、憂ちゃんのマッサージは想像以上に上手い。
前に澪に揉ませた時なんかとは比較にならないレベルだ。
澪のマッサージなんて痛いばっかだったよ、マジな話。
ん? あれは澪に罰ゲームで揉ませたから、
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