過去ログ - 律「閉ざされた世界」
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69:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:43:46.17 ID:Z8DHpmFV0
「ちょっと、純……。
大変な物がある場所って、オカルト研なの?」


「そうだよ。何かおかしい?」
以下略



70:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:44:19.33 ID:Z8DHpmFV0
「いや、そうとも限らないぞ、梓。
胡散臭いのは認めるけど、こんな状況なんだからな。
何があっても、その何かの原因がオカルト研の中の何かでも、おかしくないんじゃないか?
少なくとも私はそう思うぞ?」

以下略



71:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:44:49.71 ID:Z8DHpmFV0
「心配すんなって、梓」


安心出来たせいか、自分でも驚くくらい優しい声が出ていた。
本当は梓以上に私が不安がってたのかもしれない。
以下略



72:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:45:15.99 ID:Z8DHpmFV0
時間にして二分くらいだったと思う。
名残惜しく私が梓から身体を離した時、純ちゃんが苦笑しながら梓に言った。


「梓、律先輩とイチャイチャし過ぎ。
以下略



73:にゃんこ[saga]
2012/01/31(火) 18:48:38.46 ID:Z8DHpmFV0


今夜はここまで。
やっと話が進んできました。


74:にゃんこ[saga]
2012/02/02(木) 19:36:22.18 ID:sR4KlcE40
純ちゃんのそんな叫びには慣れてるんだろう。
梓が苦笑を浮かべて、言葉を続けた。


「それより、純。
以下略



75:にゃんこ[saga]
2012/02/02(木) 19:38:22.19 ID:sR4KlcE40
ごめんな、ありがとう。
私は心の中だけで純ちゃんに礼を言って、軽く頷いた。
私が頷いたのを見届けると、純ちゃんは私の手を引いてオカルト研の部室の扉を開いた。
鍵は掛かってないみたいだった。
純ちゃんが鍵を見つけたのか、元から掛かってなかったのか、それはどっちでもいいか。
以下略



76:にゃんこ[saga]
2012/02/02(木) 19:39:37.13 ID:sR4KlcE40
「ほら、これですよ、これ。
律先輩、これをちょっと読んでもらえますか?」


私と梓がオカルト研の変貌に沈黙してる間に、
以下略



77:にゃんこ[saga]
2012/02/02(木) 19:40:55.79 ID:sR4KlcE40
「分かって頂けましたか、律先輩……。
封印されたテレポート実験……、人々の消失現象……、
今の私達の状況はこのフィラディルフィア実験によく似ていると思いませんか?
それにその文書の最後の言葉……、
『近くオカルト研もこのテレポート実験に挑戦したい』って……。
以下略



78:にゃんこ[saga]
2012/02/02(木) 19:42:56.19 ID:sR4KlcE40
「純ちゃんもよく見つけたよな、こんなレポート。
上手い具合に私達の今の状況とそっくりな事が書いてあるじゃんか。
こりゃ、この実験の内容を知らない人が見たら信じちゃうよ。
だから、澪達には見せないでくれよな。
私と梓だからよかったけど、澪と唯なんかは本気で信じちゃいそうだからさ」
以下略



79:にゃんこ[saga]
2012/02/02(木) 19:44:28.88 ID:sR4KlcE40
「撫でないでよ、もー!」


「照れるな、照れるな。
梓だって撫でられるの好きなんでしょ?」
以下略



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