過去ログ - ジュぺッタ「あたし、メリー。今あなたの後にいるの」
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2012/01/23(月) 17:21:52.36 ID:4mWTuhEn0
本当に彼を呪う必要性があるのか。
あたしは多分男が好きだった。いや、間違いなく好きだったに違いない。この男を思い出そうとするたびに胸を焦がす感覚がそう告げている。
だからこそ躊躇うのだ。赤の他人であれば躊躇うことなく電話していただろう。
以下略
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2012/01/23(月) 17:23:32.32 ID:4mWTuhEn0
所用で今続きを書けなくなりました
今日中に必ず戻ってきます
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2012/01/23(月) 22:36:17.33 ID:iydNXEOb0
長身痩躯のほぼ完全無欠のエリート、そう仲間からはよく言われた。
仕事は完璧である。何一つ余計なものを"運ばない"。
しかしそれを実行するため彼は完璧に完璧を重ねた。
以下略
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2012/01/23(月) 22:36:48.61 ID:iydNXEOb0
友が泊まった。久々に64のスマブラをやった。勝率は6割といったところか。
ドンちゃん騒ぎをし、二人でだらしなくコタツで寝た。
男は真夜中にふと起きてしまった。
以下略
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2012/01/23(月) 22:37:48.49 ID:iydNXEOb0
ゴミ捨て場の瓦礫が落ちる音で目が覚めた。
ニドクイン「あら、起こしたかしら。ええと…」
ジュペッタ「今はメリーって名なの。言ってなかったね」
以下略
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2012/01/23(月) 22:38:46.25 ID:iydNXEOb0
そういえば、出会ったらどうなるのかが分からない。死ぬのか?それとも…?
生き返らせてくれた何者かの言葉を遮らなかった方がよかった。彼女は今になって後悔した。
以下略
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2012/01/23(月) 22:39:51.52 ID:iydNXEOb0
あたしは使命を守らない。そう決意した。
呪うか自分に罰が下るか。自分に罰が下る方法を彼女は選んだ。
ジュぺッタ(一度死んだ身。もはや死ぬ覚悟さえ出来ている。罰でも槍でもギロチンでも、あたしは怯まない。)
以下略
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2012/01/23(月) 22:40:27.23 ID:iydNXEOb0
友「いてててて…寝違えたか…」
友はそういうとムックリとコタツから這い出た。温度は低いままにしてあったが流石に長い間入っていたために体は熱かった。
もう10時を回っていた。長居、寝違えた首、そしてあまりよくない目覚め、居心地の悪さは折り紙付である。
以下略
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2012/01/23(月) 22:41:27.72 ID:iydNXEOb0
そう一言告げると、彼女は念力で身近にあった電話の子機を浮かせ無慈悲に男の頭に叩きつけた。
?「んがっ…」そういうと男は振り返りもせず左に倒れた。気絶したようだ。
何故そうしてしまったのか。彼女は彼が"男"ではない、違うと知っていたのに。理由は簡単である。"男"の家に無断でこの男はいたのだ。
以下略
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2012/01/23(月) 22:42:57.44 ID:iydNXEOb0
空き巣は一度もそれまでは余計なものは運んだ事の無い人間だった。だからこそ部下や仲間から羨望の眼差しで見られたのだ。
偶然この部屋で壷を落としてしまい、やむを得ず落ちた壷と人形を持ち帰るまでは。
だからこそもう一度男はリベンジにこの部屋を選んだ。リベンジのために、"失敗した"部屋ではなく"失敗したが2度目は成功した"部屋として自分の記憶に残すために、そして自身のプライドのために。
以下略
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