過去ログ - 鑢七実「ここは………どこかしら?」布束砥信「学園都市よ」
1- 20
791:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:23:13.47 ID:ouorT+Ut0
それらが通常はパロメーターが50:50のイーブンの出力であるとしよう。車で例えるなら『怪力』はアクセルで『足軽』はブレーキだ。

(例えば、体のダメージを減らし、威力を下げたいなら『足軽』で質量=怪力を消し(30:70)、威力を高めたいなら『足軽』で減らしている質量を元に戻す(70:30))

忍術の発動を解除して怪力100%で拳を振ったのなら、言わずとも体の半分が消し飛び勝利するに決まっているだろうが、威力が強すぎて、空振りと同等の感触であれば振り切った時の急激なブレーキで慣性の法則で筋肉や靭帯、肘や肩関節に絶大なダメージを負わせることになる。
以下略



792:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:24:30.69 ID:ouorT+Ut0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

絹旗の奇策は、二段構えであった。

本命はこの膝蹴り。右ストレートは伏線。最初の手刀は伏線の伏線。敵を欺くためには、まずそのタネを敵に見られないようにしなければならない。
以下略



793:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:26:34.73 ID:ouorT+Ut0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




以下略



794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:28:16.19 ID:ouorT+Ut0

「な、ぜ……」

「知りたいですか? 知っていいのですか? いえ、悪いでしょうね」

以下略



795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:30:04.95 ID:ouorT+Ut0


(でも、やっぱり超痛い……。持って10分。今までやったことが無いから、いつもより演算が難しい。……超すっごく集中力がいる)


以下略



796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:31:25.81 ID:ouorT+Ut0
メキョッ! と嫌な音がしたかと思うと、七実の右足が絹旗の左膝に突き刺さっていた。

軸足になっている逆の脚の膝を蹴り砕いたのだ。右の蹴りを止めながら機動力を削ぐために。

絹旗は予想だにしなかった攻撃に悲鳴を上げた。
以下略



797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:33:02.74 ID:ouorT+Ut0





以下略



798:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:34:08.35 ID:ouorT+Ut0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「――――――…………………。」

以下略



799:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:35:44.01 ID:ouorT+Ut0
そう言って、七実は前へ駆けた。
―――この試合ずっと後手の先を守っていた七実は、初めて先手を取った。


「――――ッッ!!」
以下略



800:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:37:59.65 ID:ouorT+Ut0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


観客の中で、一人がスタンドの後ろで嘔吐する。世界広しと言えど、格闘技どころか戦争中の白兵戦でもここまで人の形を歪ませる事は出来ない。

以下略



801:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:39:58.16 ID:ouorT+Ut0
だが、諦めずに戦って戦って、耐えて耐えて耐え忍んで、ボロボロになってでも立ち向かう、諦めの悪い姿勢があったこそ、絹旗は今も生きている。

諦めが人を殺すのなら、諦めない先に死以外のモノがあるのならば、一体何があるのか、それを知りたいと思った。

ドレス姿の少女は、その遠い目を見て、口を開いた。
以下略



953Res/1688.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice