過去ログ - とある未来の通行止め その3
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177:ブラジャーの人[saga]
2012/04/01(日) 23:42:10.12 ID:QqAzeI6M0

「そォいやオマエの両親は、子供が天使だってこと知ってンのか」
「バンコランパパも、マライヒママも知らないよ。下界でフィガロの正体を知ってるのは、彼、パタリロくんだけさ」

「ハーイ」と挙手するパタリロ。
以下略



178:ブラジャーの人[saga]
2012/04/01(日) 23:44:38.91 ID:QqAzeI6M0

「俺の知ってる天使とは、やはり大違いだ……」

煌めく星空の下。常春の国は、夜風も体に気持ちいい。サラサラ流れる髪をそのままに、一方通行が呟く。

以下略



179:ブラジャーの人[saga]
2012/04/01(日) 23:47:59.61 ID:QqAzeI6M0

「自分をバケモノだなんて蔑んではいけません。君の手は、これまでにどれほどの救いを叶えてきた?」
「……取り返せないものがある。知ったよォなこと」
「でなければ、あんな美しい羽が現われるなんてことないもの」

以下略



180:ブラジャーの人[sage]
2012/04/01(日) 23:49:31.37 ID:QqAzeI6M0
とりあえずここまで。

天使と王様と超能力者がグダグダするだけの回でした。



181:ブラジャーの人[sage]
2012/04/03(火) 01:07:28.58 ID:W2QIrgsC0
そして、また通行止めイチャイチャの回です。



182:ブラジャーの人[saga]
2012/04/03(火) 01:09:02.19 ID:W2QIrgsC0

屋上から宛がわれた部屋に戻る時は、階段とエレベーターを使った。
あちこちから、夜勤でもあるのか、動きまわる人の気配がする(どうせタマネギである)

そっとドアを開けると、部屋の照明は消され、打ち止めはベッドで寝ていた。
以下略



183:ブラジャーの人[saga]
2012/04/03(火) 01:10:58.68 ID:W2QIrgsC0

頭もほとんど布団の下に隠れている打ち止めから、くぐもった声が聞こえてきた。
起こさないように気を使ったのだが、それは必要なかったらしい。

「頭を高くして寝たければ、ミサカのきゃーいきなりめくらないでよっ、ってミサカはミサカはきゃーどうして裸なのっ」
以下略



184:ブラジャーの人[saga]
2012/04/03(火) 01:13:49.35 ID:W2QIrgsC0

(枕が欲しければ、この国に来た理由を言えぃ!ってミサカはミサカは訊き出そうと企んでたのに失敗に終わってみたり)

ずっと暗い中にいたので、目は慣れている。打ち止めには、一方通行の顔が少し疲れているように見えた。
自分は飛行機の中でお昼寝したが、そういえば彼は、もしかしてずっと起きていたのでは?
以下略



185:ブラジャーの人[saga]
2012/04/03(火) 01:17:36.63 ID:W2QIrgsC0

「打ち止め、オマエ、俺以外の男にこンなことすンなよ」
「えぇー?するわけ、……もしかしてフィガロちゃんのこと言ってるの? まったく、ヤキモチ焼き屋さんね」

アイツの本当の姿は、お前の年と同じくらいの男(に見える天使)なンだよ、とは言えず、一方通行は黙った。
以下略



186:ブラジャーの人[saga]
2012/04/03(火) 01:20:40.56 ID:W2QIrgsC0

翌朝、一方通行が目覚めると、ベッドに打ち止めはいなかった。でも気配はする。気配どころか、食欲をそそる焼いたパンと、コーヒーの匂いもする。

「おはよー。朝ご飯持って来たよ、ってミサカはミサカはそろそろだと思って準備しておいたファインプレーを自我自賛してみたり」
「あー……、おォ」
以下略



187:ブラジャーの人[sage]
2012/04/03(火) 01:25:11.71 ID:W2QIrgsC0
とりあえずここまで。

修羅場も終わり、サクサクいけたらいいな。


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