過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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174:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:47:42.76 ID:H1W87tW/0
「……じゃあ、私達は大丈夫だから
渚さんがついていってあげて」

「え……」

以下略



175:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:48:25.46 ID:H1W87tW/0
「お前は今の医療技術を甘く見てるな。
痛み止めも打ってるし大丈夫だよ」

「…………」

以下略



176:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:49:13.22 ID:H1W87tW/0
霧が笑顔になって絆の手を握る。

「霧ちゃん、絆をよろしくね」

雪がそう言うと、霧は元気に頷いた。
以下略



177:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:49:42.71 ID:H1W87tW/0
「お気をつけください。
そうでなくても、最近は物騒ですから……」

渚はそう言って、雪の手を握った。

以下略



178:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:50:14.10 ID:H1W87tW/0


ラボを出て、呼び出していた
タクシーに乗り込み、軍病院に向かう。

以下略



179:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:50:48.82 ID:H1W87tW/0
「少し前に、お前……
俺に『大事なこと』を言おうとしなかったか?」

「大事なこと……」

以下略



180:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:51:32.84 ID:H1W87tW/0
――陽月王には、自分以外を乗せない方がいい。

霧は、確かにそう言った。

途中で彼女は眠ってしまい、
以下略



181:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:52:26.09 ID:H1W87tW/0
本来ならばストッパーがかかり、
バーリェがショック死するほど過剰に、
全てのエネルギーを搾り取られるなんてことはない。

それに……。
以下略



182:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:53:16.15 ID:H1W87tW/0
その一連の理由を、霧が知っていると
思っていたのだが、本人がその話を
しようとしていたのを忘れていたのでは、
仕方がない。

以下略



183:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:53:50.00 ID:H1W87tW/0
「わ、私そんなことを言っていましたか?」

「頻繁にな」

「そんな……マスター、盗み聞きはいけないことです」
以下略



184:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:54:35.18 ID:H1W87tW/0
時間通りだ。

病院の入り口には、エフェッサー管轄の
バーリェ専門医達が待機していた。

以下略



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