過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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615
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:08:10.80 ID:Xk7rhViu0
「桜……」
「絆様、お元気でしたか?」
ニッコリと微笑んで、桜は頭を深く下げた。
以下略
616
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:08:48.26 ID:Xk7rhViu0
そして絆の手を引きながら歩き出す。
「……絃様は、世界の持つ歪みに気づいてしまわれました。
元老院の隠している大きな事実を、知ってしまったのです」
以下略
617
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:09:31.11 ID:Xk7rhViu0
「え……?」
呆然として絆は立ち止まり、桜を見下ろした。
「バーリェを作るシステムが起動したから、
以下略
618
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:10:15.27 ID:Xk7rhViu0
「存在しないシステムから、
君達は生み出されてるっていうのか?」
「この世には存在しませんが、
相違的な多元次元境界には存在しています。
以下略
619
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:10:54.12 ID:Xk7rhViu0
「じゃあ……死星獣を根絶やしにすることは
出来ないっていうのか?」
桜は一瞬とても寂しそうな顔をした。
以下略
620
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:11:24.89 ID:Xk7rhViu0
「元となる天使が存在しているのか……!」
「はい。元老院が持っています。
絃様は、その破壊を大義名分に、
元老院を見つけようとしています」
以下略
621
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:12:04.67 ID:Xk7rhViu0
「おそらくあなたが今想像した通りです」
桜は頷いて、淡々と言った。
「元老院という人間達は、多分存在していません。
以下略
622
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:12:39.79 ID:Xk7rhViu0
桜はそう言って、腕時計に視線を落とした。
「……もうじきあなたの意識が覚醒します。
ハックが解けます」
以下略
623
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:13:11.57 ID:Xk7rhViu0
呆然とした絆の方を向いて、桜はそっと微笑んだ。
「また会いましょう。あなたが、
まだ無事でいられたら。
そして、私達が、まだこの次元に存在していることが
以下略
624
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/19(木) 19:15:05.49 ID:Xk7rhViu0
お疲れ様でした。
次回の更新に続かせて頂きます。
桜が満開になって参りました。
以下略
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