過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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692:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:11:52.44 ID:2BLGZ8KQ0
越えて行こうとしていた三機のAADが
一瞬で巻き込まれ、
ひしゃげて段々と小さな塊に圧縮されていく。

そして、しまいにはビー玉のような粒に
以下略



693:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:13:24.09 ID:2BLGZ8KQ0
純がまた嘔吐感に負けて血を吐く。

今度は、霧も激しく咳き込んで同様に吐血した。

「霧ちゃん! 純ちゃん!」
以下略



694:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:14:04.16 ID:2BLGZ8KQ0
もくもくと立ち昇る煙が段々と晴れ、
そこには羽で胴体を守るようにして
浮遊している戦劫王の姿があった。

羽はボロボロになっていて、崩れて消えていく。
以下略



695:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:14:47.19 ID:2BLGZ8KQ0
「何……だ、あれ……」

呆然と呟いた絆の耳に、
我に返った渚の声が飛び込んできた。

以下略



696:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:16:11.31 ID:2BLGZ8KQ0
空間それ自体が、
まるで渦巻きのようにねじれてきている。

今まで足元にあった森が、頭上に見える。

以下略



697:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:17:13.69 ID:2BLGZ8KQ0
次から次へと血が流れ落ちて、
彼女の病院服を真っ赤に濡らす。

純が頭を抑えて崩れ落ちた。

以下略



698:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:17:49.58 ID:2BLGZ8KQ0
「全砲門を開放! 撃てええ!」

操縦桿を捻りこむ。

次の瞬間、大恒王を中心とした空間が、
以下略



699:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:18:25.44 ID:2BLGZ8KQ0
次いで、真っ白い光が大恒王の前に
吸い込まれて、消えた。

周囲の森が全て吸い込まれ、
綺麗なすり鉢型の砂漠になって散る。
以下略



700:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:19:07.82 ID:2BLGZ8KQ0
雪が口や鼻から血を流しながら、
必死に操縦桿を握る。

一拍遅れ、戦劫王を中心に、
凄まじい勢いで天に向かって
以下略



701:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:21:22.19 ID:2BLGZ8KQ0
お疲れ様でした。

次回の更新に続かせて頂きます。

引き続きご意見やご感想、ご質問などが
以下略



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