過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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731
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:33:55.76 ID:pjq4rUFZ0
絆は何とか立ち上がろうとして失敗し、
またもんどり打って地面に転がった。
泥水まみれになりながら、
彼は大恒王の脚部にしがみついて、
以下略
732
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:35:47.20 ID:pjq4rUFZ0
じりじりと距離を詰めてくる絃を睨みながら、
絆は指先に力を込めようとして、
しかし体の感覚が完全に麻痺している
事実に気がついた。
以下略
733
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:36:19.74 ID:pjq4rUFZ0
しかし、数秒間置いても何も起こらなかった。
「どうした、雪! 早く逃げろ!」
「……雪ちゃんは覚醒してるのか……
以下略
734
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:36:50.71 ID:pjq4rUFZ0
死んで、しまうのか。
しかし、絆の予想はまた圧倒的に
裏切られてしまった。
以下略
735
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:37:32.70 ID:pjq4rUFZ0
彼の近くにいた新世界連合の一人が、
小銃の引き金を引いた。
連続した射撃音が響き渡り、
雪の小さな体が跳ねた。
以下略
736
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:38:12.44 ID:pjq4rUFZ0
「絆……」
雪は微笑んで、そしてかすれた声で続けた。
「……私、ちゃんと絆を助けられた……?」
以下略
737
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:38:42.35 ID:pjq4rUFZ0
金属音がした。
周囲の新世界連合の人間達が、
無言で銃をコッキングして絆に向けていた。
以下略
738
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:39:13.89 ID:pjq4rUFZ0
雪は呟くようにそう言うと、
段々と体温がなくなっていく
体を無理矢理に動かした。
新世界連合の人間達が、
以下略
739
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:39:55.22 ID:pjq4rUFZ0
「今迄、一緒にいられて嬉しかった
……私は、あなたに会えて……
本当に良かった。
あなたに好きになってもらえて、
本当に良かった……」
以下略
740
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:40:30.94 ID:pjq4rUFZ0
「絆あああ!」
手近な死星獣が戦劫王の姿に変化し、
乗り込んだ絃と二体のバーリェが、操縦桿を握る。
以下略
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