過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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28: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:43:57.38 ID:esq9dg8G0
「きっと、ゆまちゃんもそれで生き返ったのね」

「ゆまちゃん?誰なんですか、それって」

一通り納得することができた。
以下略



29: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:44:53.70 ID:esq9dg8G0
「じゃあ、もう一度一緒に戦いましょう。太陽系のあちこちにバイドが侵入しているわ。
 英雄が勝てば、それでバイドの活動は止まるそうだけど、それまでバイドを放ってもおけないわ。
 それとは別に、やらなきゃいけないこともあるし」

防衛部隊の本隊は、バイドの本軍を迎え撃つため火星宙域に向かっている。
以下略



30: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:45:37.36 ID:esq9dg8G0
「諦めるか。諦めて……たまるかぁっ!」

頭上から、そして真下から次々にバイドが現れては、再び液面に沈む。
その身体そのものを武器にして、迫る。
更にはバイドから放たれるもの。今度のそれはパウ・アーマーの形をしていた。
以下略



31: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:46:42.71 ID:esq9dg8G0
「……こんな時、貴女ならどうしますか。スゥ=スラスター」

待っているのは、遠からぬ破滅。
今のままではそれは確実で。そしてそれを防ぐための手段は、未だ持って存在しない。
こんな時、本物の英雄だったならどうしたのだろう。
以下略



32: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:47:01.34 ID:esq9dg8G0
――フォースを、使いなさい。

「っ!?貴女は……暁美ほむら、そうでしょ。応えて、暁美ほむらっ!」

再び、声が聞こえてきた。
以下略



33: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:47:58.84 ID:esq9dg8G0
「直接、奴にフォースを?……フォースシュートをしろってこと?
 でも、奴には波動砲もレーザーも通用しなかった。そんな相手に、フォースが通用するとは思えないわ」

それでも、必死に考える。
暁美ほむらはスゥ=スラスター本人の記憶を受け継いでいるらしい。
以下略



34: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:48:49.79 ID:esq9dg8G0
バイドの、その異形の大樹の中枢。
今も液体から光を吸い上げ、脈打つその心臓にサイクロン・フォースがめり込み
その周囲を回転するイオン体と、フォースそのものが持つ攻性エネルギーによる攻撃を行った。
けれど、やはり効果はない。

以下略



35: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:49:25.10 ID:esq9dg8G0
解放されたエネルギーの奔流が収まると、やはり無傷のバイドがあって。
そして更に、サイクロン・フォースはずぶずぶとバイドの中へと沈みこんでいく。
だが、変化は起こっていた。

大樹の中で光を吸い上げ、静かに脈打っているだけのはずの心臓が。
以下略



36: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/26(月) 21:50:05.54 ID:esq9dg8G0
フォースからエネルギーを吸い上げているというのなら、フォースに更なるエネルギーを加えればいい。
その方法は何だ。すぐに、それに思い当たった。

ラストダンサーが、ギガ波動砲のチャージを開始する。
蓄積させたエネルギーが放出される前に、更なる一撃を奴に叩き込む。
以下略



37: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/03/26(月) 22:05:11.46 ID:esq9dg8G0
クライマックスへ向けてガシガシ書いてると、割とテンションがえらいことになります。

>>14
ゆまちゃんが言うわけですね。
「ご苦労だった・・・と
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/03/26(月) 22:07:44.39 ID:AxbPJgCro
乙です
因果か…やっぱ演説が効いたのかな


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