過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/28(水) 00:17:52.89 ID:fx0mjc4do
エイプリルフール延期だなんて・・・


48: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/03/29(木) 19:09:04.94 ID:fPUg4sSN0
ああ、なんだか本当にクライマックスって感じがします。
では、今日も投下しましょうか。


49: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:09:36.75 ID:fPUg4sSN0
「どうやら、私達が報せる必要もなかったみたいね。さすが英雄といったところかしら」

激しい光の炸裂。
その中に消えていくバイドの姿を、マミはコンサートマスターのコクピットから眺めていた。

以下略



50: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:10:09.94 ID:fPUg4sSN0
「……わかりました!それじゃまどかの様子を確認したらすぐに駆けつけます。
 それまで、どうか無事でいてください、マミさんっ!」

そしてカーテンコールが速度を上げた。
まずは先行している部隊に合流し、進路の変更を伝えなければならない。
以下略



51: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:10:39.73 ID:fPUg4sSN0
全てを押し流す光の、そして破壊の本流。
長く激しく続いたそれは、ラストダンサーにすらその牙を剥く。
激しく揺さぶられ、ただ飛んでいることすらも困難なその最中を、スゥ必死に機体を立て直しながらやり過ごしていく。
そして長すぎるとも思える光が過ぎ去った後、一瞬の静寂が戻った。

以下略



52: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:11:14.00 ID:fPUg4sSN0
「どうやら、まだ終わりじゃないみたいだね、織莉子」

異層次元の彼方で、そして見知らぬ空間で、そして太陽系で。
ありとあらゆる場所で激しい戦いを繰り広げ、そしてそれを越え。
ついに、彼女達の機体は、そして彼女達自身もまた限界を迎えていた。
以下略



53: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:12:11.30 ID:fPUg4sSN0
「ねぇ、織莉子。もうちょっと……そっちに行っていいかい?」

「いいけれど、機体は大丈夫なの?」

「大丈夫さ、もう少しくらい、動いてくれるよ」
以下略



54: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:12:37.73 ID:fPUg4sSN0
機体性能を、魔法を含めたそれを最大限に引き出した戦いは、その次元を作り出していた中枢。
そこに存在していた得体の知れない一対のバイドを倒したことにより、二人の戦いは終わりを迎えた。
崩壊する空間、それを潜り抜けた先は見知らぬ異次元でも、遥か遠い宇宙の彼方でもなく。
驚くべきことに、太陽系だったのだ。
そうして、二人は思わぬ帰還を遂げたのである。
以下略



55: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:13:39.66 ID:fPUg4sSN0
しばしの静寂、そして。

「……そろそろ、通信も繋げられなくなるわね」

サイバーコネクタを通じて、弱弱しく伝わる機体からの警告を受け取って、織莉子が言った。
以下略



56: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:14:16.76 ID:fPUg4sSN0
「波動砲が使えなくても……っ!」

そして、スゥは尚も戦いを続ける。
フォースを奪われ、波動砲を失ってもまだ、R戦闘機には武装が残っている。
レールガン。R戦闘機ならばどれにでも標準装備されている武装である。
以下略



57: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/29(木) 19:14:47.17 ID:fPUg4sSN0
ただ無作為にばら撒かれ、降り注ぐだけのフォース。
そんなものが、何故今更恐ろしいというのだろうか。
ラストダンサーは、まるで何も無い空間を行くかのように悠々と、降り注ぐフォースを掻い潜る。
そして、一瞬の隙間を狙って精密にレールガンの弾丸を浴びせていく。
その度にバイドの心臓には新たな弾痕が生まれ、ダメージを蓄積させていく。
以下略



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