過去ログ - ほむら「私はあなたを、助けない」阿良々木「……」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:20:05.43 ID:LK9HCvEh0

「まあ、やっぱりなんでも出来る魔法なんてものはないんだろうけどさ」

「む、どうしたんじゃ。急に」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:20:38.86 ID:LK9HCvEh0


「さっきも言ったが、人間視点での不確かな――おおぉぉぉおぉおおおお!」

 と、何か言いかけた所で忍は表情を一変させ(例えるなら獲物を刈ろうとするライオンの様な)僕の脚の上から跳躍し、齧り付くようにしてテレビへと襲い掛かった。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2012/04/06(金) 23:20:50.99 ID:7fa9q3pq0
アララギ「ガハラさ―ってだれだ!?」ほむら「こっちのセリフよ!」

ひたぎとほむらって声優同じなんだよな・・・・。ポータブルの外伝(マミさんがアイドルになる)ルートだと、戦場ヶ原ほむらって名乗っていいほど似ているし。


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:21:39.42 ID:LK9HCvEh0

003


 二人掛けのテーブルに置かれていたドーナッツの山が無残に崩れ去っていく様を見ながら、ああ里山を削られて開発されていく人の気分はこんな感じなんだと
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:22:07.51 ID:LK9HCvEh0

 まずレジカウンターに身を乗り出すようにして自分のドーナッツを待ちわびている少女。彼女の髪はまるで海のように、そして空のように青い。
青い髪、と聞けばパンク的なイメージを持つかもしれないが彼女の名誉の為に言っておこう。あれはそんな青色ではない。
ショートカットに中学生ながら発達気味の胸が何ともいえないアンバランス感を醸し出し、子供でありながら大人の女性に近づいている風情を出している。
カウンターに身を乗り出していることからも分かるように、恐らく彼女は元気があって活発な子なのだろう。なるほど、それだけを見れば確かに女子中学生らしい
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:22:32.34 ID:LK9HCvEh0

「当たり前じゃ。そんな熱烈な視線を浴びせていては誰だって気が付くぞ」

「そんな……僕はただ普通に見ていただけなのに……」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:23:03.35 ID:LK9HCvEh0

 しかし、あの黒髪の少女が僕を見る目は当時の戦場ヶ原を思い出す。
僕が彼女(ここでの彼女はそういう意味での彼女だ)にゴミを見るような目で見られていたという点はスルーするとして、なんとなく似ているのだ。

 ――あの問題を抱えていた頃の戦場ヶ原に。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:23:44.49 ID:LK9HCvEh0

 何が『献上しても良いぞ』だ。テメエさっき散々食い散らかしただろうが。それに怪異が気軽に女子中学生と会話するんじゃねえよ。
頼むから空気を読んでくれ。僕とお前はペアリングである程度は繋がってるんじゃなかったのか?

「今は目の前のリングの方が大事じゃ」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:24:13.21 ID:LK9HCvEh0

「……それに、絶対ヤバイ関係だよ。見た目高校生と金髪ロリ少女って」

「…………」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:24:48.74 ID:LK9HCvEh0

「忍、出るぞ」

 僕は残っていたコーヒーを一気に飲み干すと、まどかと呼ばれた少女のトレイを未だに見つめている忍の首根っこを掴んで猫のように持ち上げた。
そしてそのまま肩に担いで席を立つと、空いていた左手でトレイを持ち返却口へと向かう。
以下略



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