2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/08(日) 16:26:06.40 ID:qh1FgEUD0
  
 私は眩しい陽の光で目を覚ました。 
  
 脚は水に浸かり、身体はやわらかな砂の上にあった。 
  
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/08(日) 16:33:38.43 ID:qh1FgEUD0
  
 ゆっくりと起き上がる。 
  
 身体が重い。身体を腕の翼で掃うと、おびただしい量の砂が羽根の間から零れ落ちた。重い原因はこれだ。 
  
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/08(日) 18:10:04.75 ID:KyYfFw4DO
 なんというか、クトゥルフ系な名前ですね。 
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/08(日) 22:00:37.42 ID:j9yIk0Oso
 南米の神様のようですな 
  
 乙 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/08(日) 23:48:41.32 ID:qh1FgEUD0
  
 砂浜を歩く。とにかく、食べ物がなくてはならない。 
  
 見たところではカァチルの島では無い。つまり作物の畑などは無い。 
  
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/08(日) 23:50:25.66 ID:sdRY7Naq0
 確かにクトゥルフっぽい。 
 期待 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/08(日) 23:57:15.48 ID:qh1FgEUD0
  
 密集する木の中を歩いている。 
  
 小さな鳥が、私の頭の高さのところで腕を休めていた。 
  
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/09(月) 00:06:33.14 ID:Bm6Pf+8o0
  
 小屋は小さかった。 
  
 小さな扉だ。かなり屈まなければ中には入れそうにない。 
  
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/09(月) 00:14:16.95 ID:Bm6Pf+8o0
  
 『や、やめてくれ、害意は無い』 
  
 「ま、魔族…!きゃああ!きゃぁああああッ!」 
  
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/09(月) 00:24:12.59 ID:Bm6Pf+8o0
  
 この島は暖かいが、空腹は寒さを伴う。 
  
 私の身体は悪寒を感じ始めていた。 
  
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