過去ログ - 黒子「おまじない……?」 #3
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136: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:27:07.28 ID:wjxL0IG/0

 美琴「ひっ……」

 思わず情けない声をあげた。
 全身をぞわっとした悪寒が走る。
以下略



137: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:27:34.04 ID:wjxL0IG/0


 壁に接するように、置かれた1脚の椅子。
 それは、実験用の丸椅子ではなく――他の教室でも目にした、小学生用の古びた木製の椅子。

以下略



138: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:28:09.07 ID:wjxL0IG/0


 肩の辺りの服は原形をとどめないぐらいに黒く焦げてしまい。

 首元の辺りに至っては、すっかり溶けてしまって。
以下略



139: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:28:41.31 ID:wjxL0IG/0

 由香「……ひ……うぷっ!!」

 美琴に連られて、その"人物"を目の当たりにしてしまう。
 その途端、悲鳴を上げるよりも、急激に吐き気が襲った。
以下略



140: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:30:05.53 ID:wjxL0IG/0


 手首から先の両手が、さらには腰がすっぱりと断ち切られて。

 腰の辺りにある断面からは、赤い筋肉や白い骨格が晒しだされていて。
以下略



141: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:32:18.00 ID:wjxL0IG/0

 耳の外周の一部、さらには鼻の先は、皮膚が溶けるか、もげるかしたのだろうか。

 肉が欠けていて、そこから骨が露出していた。

以下略



142: ◆IsBQ15PVtg[saga sage !red_res]
2012/07/17(火) 04:33:36.10 ID:wjxL0IG/0


 胸から下の辺りは油があまりかかっていなかった。

 着ているのが、ベージュのブレザーだと分かる。
以下略



143: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:34:23.32 ID:wjxL0IG/0


 美琴「……な……どういうことよ……これ……」

 なおも息を荒げながらも、足元にある切断死体に歩み寄る。
以下略



144: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:35:23.22 ID:wjxL0IG/0

 美琴「……黒子……?」

 目の前の死体に、小さな声でつぶやくように呼びかける。
 しかし、何の返事もしない。
以下略



145: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:36:21.95 ID:wjxL0IG/0

 美琴「ああっ!!一体、何だっていうのよ!!」

 苛立ちを露にして、大声でわめき散らす。
 大きく目を閉じて、首を左右に勢いよく振った。
以下略



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