過去ログ - 青子「……」有珠「……ひどい」草十郎「……ごめん」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:10:11.74 ID:8eIhzJZJ0


「誰に会う?」

「唯架によ」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:12:31.40 ID:8eIhzJZJ0

「…………」


 男の視線が険しくなった。内心の苛立ちを隠すように、親指の爪を噛み始める。
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:16:16.31 ID:8eIhzJZJ0


「それじゃあ、取次ぎを頼める?」


以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:18:08.07 ID:8eIhzJZJ0

 青子を門の外に立たせたまま、閂をかけ直し、男は建物のなかに消えていった。
 塀になかば破れかかったリバイバル上映の映画ポスターが貼ってある――黒沢明の監督した映画で、〈野良犬〉という題名だった。
 三船敏郎とかいう若い男優がポスターのなかで、眼を剥いていた。
 そしてしばらく三船敏郎と睨み合っているうちに、男が帰ってきた。
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:20:09.41 ID:8eIhzJZJ0

「お待たせしました」


 ドアが開かれて、遠い物想いに誘われかけていた青子を、現実に引き戻した。
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:23:21.11 ID:8eIhzJZJ0

「しかし……」


 呼ばれた男は、まだ青子を疑っているようだった。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:26:27.87 ID:8eIhzJZJ0


「単刀直入に話すけど……」


以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:33:39.30 ID:8eIhzJZJ0


「残念ながら、今日この日をもって私は協定から外れさせていただきます。
 構わないでしょう?いずれ唾棄されゆく一時的な妥協だったんですから」

以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:36:44.55 ID:8eIhzJZJ0



「お話はよく分かりまし……」

以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/14(月) 21:39:36.12 ID:8eIhzJZJ0


「ちょっと、つきあってもらえませんか」

「?、…………」
以下略



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