139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:39:39.45 ID:mtLPM3s8o
「結婚なんてものはまだまだ先のことだろうけど
年頃の女の子なんだから、ちょっとしたことで
誰か男とお付き合いを始めてしまうかもしれない」
「だけど、出来れば、ずっと澪ちゃんとりっちゃん
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:40:49.10 ID:mtLPM3s8o
「そもそも、本当に澪ちゃんと付き合えるとしても
キミが周りに気を遣わずにいれるとは思えないし」
ずっと考えずにいたけど
そうね、きっとそうだわ
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:41:33.07 ID:mtLPM3s8o
「もう大丈夫だね?」
ありがとう
「もうキミの気持ちに嘘をついちゃいけないよ」
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:46:53.37 ID:mtLPM3s8o
目が覚めた私はカーテンを開け外を見た
庭の花や草木が雫を携え太陽の光でキラキラと輝いている
きっとさっきまで雨は降っていたのだろう
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:47:34.66 ID:mtLPM3s8o
コンコン
紬「誰?」
菫「私です」
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:52:38.65 ID:mtLPM3s8o
休み明け。私はいつもと変わりなく学校へ行った
和「あんたね。来るって言ってたから待ってたのに」
145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:53:36.25 ID:mtLPM3s8o
律「おっす〜」
紬「りっちゃん、おはよ」
律「お、ムギ〜。元気でなによりだ」
146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:54:52.39 ID:mtLPM3s8o
そう。澪ちゃんの下駄箱に手紙を入れたのは私
私はちゃんと澪ちゃんに自分の気持ちを伝えるために例の体育館裏へ呼び出していた
澪「や、やぁムギ」
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:55:28.16 ID:mtLPM3s8o
紬「だって、澪ちゃん私に気を遣って付き合ってくれるって言ってるんでしょ?」
澪「そ、そんなこと……」
紬「本当に? だったら今から皆に私たちが付き合うことになったって自慢してきてもいい?」
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:56:43.14 ID:mtLPM3s8o
紬「ねぇ、澪ちゃん。私色々と自分を勘違いしていたの
私が本当に望んでいたのは別のところにあってね」
澪「勘違い? 本当に望んでいること?」
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:58:14.72 ID:mtLPM3s8o
澪「でも、ムギこそ無理してないのか?」
紬「だから言ったでしょ? 私の望むところは別にあるって」
澪「う〜ん……。よくわからないけど」
160Res/113.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。