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2012/06/16(土) 21:19:56.30 ID:iK2FkONM0
第六章 不死の価値
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2012/06/16(土) 21:25:01.84 ID:iK2FkONM0
一
「お姉ちゃん、お姉ちゃん?」
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2012/06/16(土) 21:29:55.51 ID:iK2FkONM0
「やっぱり、何かしてるじゃない。
訳があるなら教えてよ。
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2012/06/16(土) 21:40:32.98 ID:iK2FkONM0
二
程良い日差しのあたる廊下で、
秋風が涼しくなってきたなどと考えつつ、みきは声をかける。
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2012/06/16(土) 21:45:57.70 ID:iK2FkONM0
みきは千早太を好いていた。
いつからかわからないが。
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2012/06/16(土) 21:49:47.19 ID:iK2FkONM0
「きっと入るに踏ん切りがつかずに迷っているのだろう。
みき、連れてくるのだ」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:52:55.99 ID:iK2FkONM0
「あ、姉についてお助けいただこうと参ったのですが……」
まっすぐこちらの目を見ながら言って、
その後、俯いて続けた。
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:55:32.83 ID:iK2FkONM0
これは気を付けたほうが良いかもしれない。
そう思って腰に忍ばせてある寸鉄を確認した。
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2012/06/16(土) 21:59:21.30 ID:iK2FkONM0
「も少し、静かにな」
それを分かってか笑いながら言ってはくれるが、
恥ずかしさに顔が熱くなった。
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:02:04.63 ID:iK2FkONM0
「あみです、よろしく」
可愛らしく笑った。
どうも面白くない。
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2012/06/16(土) 22:05:28.56 ID:iK2FkONM0
「申し出は承知したが、どこに出入りしておるかまず調べなくてはな。
あみ、新しく何か分かったことがあれば教えてくれ。
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