168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:07:39.40 ID:iK2FkONM0
「しかし一人では捗らないこともあろう。
真の屋敷へ行き、手助けを求めるのだ」
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2012/06/16(土) 22:09:52.35 ID:iK2FkONM0
三
「で、ここへ来たと」
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:11:34.65 ID:iK2FkONM0
「私は出稽古でしばらく家を空けるのでな。
母をそなたに付ける訳にはゆくまい。
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:14:17.06 ID:iK2FkONM0
すると障子が開いて、あずさが部屋へ入ってきた。
お茶を持っている。
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2012/06/16(土) 22:17:12.34 ID:iK2FkONM0
固まっていたやよいが気を取り直して、彼女を見て言う。
「ありがとうございます。
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2012/06/16(土) 22:20:58.95 ID:iK2FkONM0
四
「何回やってもだめだね」
やよいに言われる。
174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:22:54.89 ID:iK2FkONM0
「それにしても綺麗だね」
やよいの帯びる小刀を指して言う。
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2012/06/16(土) 22:26:40.82 ID:iK2FkONM0
五
それから三日が過ぎる。
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2012/06/16(土) 22:28:42.71 ID:iK2FkONM0
まずやよいが口を開いた。
「ここからが一番危ないよね……」
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2012/06/16(土) 22:32:48.76 ID:iK2FkONM0
「でも、ここを登ったら境内だよ」
やよいが言った。
百を越えたところで数えるのをやめている。
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2012/06/16(土) 22:34:24.77 ID:iK2FkONM0
やよいは小刀を抜く。
みきは素手のまま。
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