162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:49:47.19 ID:iK2FkONM0
「きっと入るに踏ん切りがつかずに迷っているのだろう。
みき、連れてくるのだ」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:52:55.99 ID:iK2FkONM0
「あ、姉についてお助けいただこうと参ったのですが……」
まっすぐこちらの目を見ながら言って、
その後、俯いて続けた。
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:55:32.83 ID:iK2FkONM0
これは気を付けたほうが良いかもしれない。
そう思って腰に忍ばせてある寸鉄を確認した。
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:59:21.30 ID:iK2FkONM0
「も少し、静かにな」
それを分かってか笑いながら言ってはくれるが、
恥ずかしさに顔が熱くなった。
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:02:04.63 ID:iK2FkONM0
「あみです、よろしく」
可愛らしく笑った。
どうも面白くない。
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:05:28.56 ID:iK2FkONM0
「申し出は承知したが、どこに出入りしておるかまず調べなくてはな。
あみ、新しく何か分かったことがあれば教えてくれ。
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:07:39.40 ID:iK2FkONM0
「しかし一人では捗らないこともあろう。
真の屋敷へ行き、手助けを求めるのだ」
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:09:52.35 ID:iK2FkONM0
三
「で、ここへ来たと」
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:11:34.65 ID:iK2FkONM0
「私は出稽古でしばらく家を空けるのでな。
母をそなたに付ける訳にはゆくまい。
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 22:14:17.06 ID:iK2FkONM0
すると障子が開いて、あずさが部屋へ入ってきた。
お茶を持っている。
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