204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:04:23.59 ID:l9ykQD6T0
唇で、くちづけをされた時には、頭の中が真っ白になった。
「力強い射精ですこと」
高らかに笑いながら言う。
205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:08:18.12 ID:l9ykQD6T0
「このまま、手籠めに」
精一杯の虚勢を張って、真之丞は言った。
206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:12:51.48 ID:l9ykQD6T0
顔をみると、とても楽しそうだった。
「真之丞様、もっと、強くできますか?」
207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:17:01.97 ID:l9ykQD6T0
感覚を、間隔をあけて波のように弄られた。
「ああ、素敵ですよ、真……。
208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:20:05.37 ID:l9ykQD6T0
三
もう朝が来た。
209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:23:49.42 ID:l9ykQD6T0
「おはようございます、母上」
「おはよう、真之丞」
言いながら、あずさは息子の目を覗き込んだ。
210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:27:19.75 ID:l9ykQD6T0
本当なら本人でやるべきことなのだが、
息子はたぶらかされている。
あのような精根尽きかけた様を見ては、焦るのもしかたない。
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:30:13.70 ID:l9ykQD6T0
四
最近良くここへ来る。
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:34:27.80 ID:l9ykQD6T0
「案ずるな、遠くまで上手く逃げられれば。
仕損じて追手がかかっても、
この剣の腕があれば、なに、めったなことで斬られはせん」
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:37:25.16 ID:l9ykQD6T0
「私は、怖いのです」
「いつまでもそうではいられまい。
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