過去ログ - P「響を忘れてた」
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16: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:14:01.75 ID:f4sf9lF8o
再開します


17: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:18:00.70 ID:f4sf9lF8o
響「えええええええええええええっ!? ぷ、プロデューサー、ついに頭がおかしくなったのか!?」

P「失礼な奴だな! ついにってなんだついにって! 真剣に考えた結果だよ! ……それに全部ハム蔵に任せる訳じゃないぞ? あくまで物の試だ」

P「取り敢えず一週間はそれでやってみようぜ。ハム蔵、出来そうか?」
以下略



18: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:19:44.32 ID:f4sf9lF8o
P「凄いじゃないか響! それとハム蔵! まさかこんな短期間でランクを上げるとは思っても無かったぞ……」

貴音「これも全て、響とハム蔵殿による努力の賜物ですよ」

P(あれからというものの、響は夕飯をよく俺達の家に来て食すようになった。時々連れてくるペット達も響が頑張っている事に喜びを感じてるようだ)
以下略



19: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:23:18.95 ID:f4sf9lF8o
P「へっ?」

貴音「?」

響「ハム蔵、どういう事だ……? それ。聞いてないぞ、自分」
以下略



20: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:27:25.85 ID:f4sf9lF8o
一人と一匹は少女の後を追って夜の街を駆け抜けた。
彼女の事だ、そう遠くは行ってはいないだろうが……プロデューサーはデジャブを感じた。
「響が事務所から叫んで出て行った時と一緒だ」――と。
当ても無い一人と一匹はイヌ美を連れてくれば良かったと後悔しながらも取り敢えず我那覇響宅へと向かう事にした。
歩いて行くにはプロデューサーのちんけな体力じゃ数時間掛かってしまう為、やむを得ずタクシーに乗って向かう。昔の彼ならお金が勿体ないの一言で走って向かったのだろうが、今の彼はそれなりに余裕があるのが救いだった。
以下略



21: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:30:48.01 ID:f4sf9lF8o
ハム蔵「響……お前に無理をさせたのは謝る。私達は今までしてきたことが一番だと思ってた。けどそれはお前の――」

P「――いや、ハム蔵。お前は間違っちゃいないよ」

ハム蔵「プロデューサー殿……?」
以下略



22: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:31:13.81 ID:f4sf9lF8o
ハム蔵「うむ、遠回しにそう捉えて貰っても構わない」

P「本当にハムスターかよ、お前は……」

P「……そうだ響。春香の時を思い出せ」
以下略



23: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:32:38.50 ID:f4sf9lF8o
――――――――

――――――――――――――

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以下略



24: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:34:23.59 ID:f4sf9lF8o
亜美「ん、どしてどして?」

律子「寝坊しちゃったみたいでね。それに現場直帰なんてしたらいつ着くか分からないから自宅に居て貰ってるのよ」

伊織「現場向かう途中で拾っていくって事ね。それなら安心ね」
以下略



25: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:36:31.10 ID:f4sf9lF8o
美希「酷いよハニー、千早さん! ミキだってみんなといるこの事務所嫌いじゃないんだから! さてと……それじゃ、行ってくるねハニー」

真「あっ、僕らもそろそろ。雪歩、やよい。行こうか」

やよい「じゃあプロデューサーさん、行ってきまーす」
以下略



26: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:39:48.58 ID:f4sf9lF8o
その後、二人は黙々と事務作業を熟していく。
時間が経つに連れて雲行きが怪しくなっていき、道路に面する窓から雨が降り始めた事に気づく事無く集中するプロデューサー。
自分へのオファーも大分減り、今は皆のプロデュース大分余裕が持ててきた。その中で今回の問題。
客観的に考えてしまえば響の言ってる事は只の甘えだ。
例え一人でも仕事を熟せないアイドルなんてどこに行ってもやっていけるはずがない。ずっと誰かの指示に従っているようでは自分自身を曝け出す事は無理だ。
以下略



27: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:41:05.88 ID:f4sf9lF8o
あ、書き溜め終わったんで少々お待ちを。申し訳ないです。


28: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 22:57:45.15 ID:f4sf9lF8o
十分後。流れる涙が漸く塞き止められ、大分今までの顔つきに戻ってきた。それでもまだ、以前のような明るい表情からは程遠い。
けれど、プロデューサーには何かが変わった事だけは分かった。あとは、最後まで語られるのを待つだけ。答えはすぐそこだった。


響「――もう、大丈夫」
以下略



29: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 23:13:31.81 ID:f4sf9lF8o
P「いやっ、その……なんていうか、響は可愛いなぁって」

響「なぁっ!?」

P「そうだよ、そうやっていろんな一面を見せる響が一番いいよ。活き活きしてる響が一番良い。お前の一番の武器だよ」
以下略



30: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/01(金) 23:50:20.21 ID:f4sf9lF8o
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P(あれから数か月の時が経った。
あの後、響は無事961プロに武者修行しに行った。黒井社長がどうしてこうも協力的なのか尋ねてみた所、何やら社長に弱みや借りを昔に作っていたようで逆らうに逆らえないようだ。ご愁傷様である。
度々送られてくる響のメールと冬馬のメールが面白いんだこれが。そりが合わないみたいだがお互いにお互いが認め合ってる部分があって、似た者同士なんだなって。
以下略



31: ◆NbVYo5G9JI[saga]
2012/06/02(土) 00:00:23.73 ID:JzvYDbtwo
前作の最後の>>153さんに指摘されて一人「やべええええええ響忘れてたwwww」と焦りつつ、次に響メインで書きたいなと思っていたので本作を書きました。
前作やまとめサイトの方でも色々ご指摘等戴きありがとうございました!励みになります。
実は765プロのアイドルの中で一番結婚しなさそうなのは貴音が一番かなって思って最初は姉スレの方向からシフトしました。
「あ、このアイドルに結婚って言葉はあったのか」みたいな気持ちがファン側から考えたら貴音が一番しっくりくるなって思って、それなら結婚しても問題ないよね! 的なノリでw

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/02(土) 00:07:07.44 ID:aWOI6lZjo
乙、前作のスルーせずにレスしてよかったwwwwww
響はかわいいかわいい


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/02(土) 00:09:19.40 ID:rxl96UuH0


ちょっとだけアレな意見だけどハム蔵Pが喋れる設定がものすごく浮いてた気がした。



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/02(土) 00:10:37.18 ID:VDuTpA4Po


まあハム蔵のアレはどうあれ内容は凄く面白かったのでこれからも頑張れノベマスも頑張れ


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/06/02(土) 12:04:43.36 ID:VA6MwCPmo
ハム蔵最後空気かww


36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]
2012/06/02(土) 19:48:15.42 ID:DoHUeK9AO
新婚生活とかみたいよね…


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