156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/07/07(土) 23:48:56.30 ID:dZT/jHKGo
>>130
いっそ、ずっと巴さんって呼んでたらよかったのに。
と一瞬だけ思ってしまった。
case2とか5とか10もいいね。
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/08(日) 16:37:50.64 ID:MWdfoMOz0
>>156
書きながら、どっかで聞いたことあるフレーズだなと思ってたがそれだったのか
眼鏡クイっのネタは、きららではるみ読むついでに眺めてたAちゃんねるからちょっと拝借させていただいた
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/07/09(月) 02:21:23.32 ID:EM0bxG+ao
>>157
なるほど。
楽しみに待ってます。
眼鏡クイッ
159:箱庭の魔女[sage]
2012/07/11(水) 22:46:29.55 ID:qQjvGW6F0
あれからどれくらいの時間が経ったのか、私にはわかりません。
周りの音も光も完全に拒絶されたこの空間には、薄暗い蛍光灯に照らされた二人分の呼吸音が僅かに聞こえるだけでした。
まどか「…………」
160:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:47:27.75 ID:qQjvGW6F0
まどか「暇だね」
さやか「暇だね」
まどか「…………」
161:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:48:41.58 ID:qQjvGW6F0
まどか「…………」
さやか「…………ねえまどか、ティッシュ持ってる?」
まどか「…………はい」
162:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:50:07.27 ID:qQjvGW6F0
私は鞄に突っ込んだ手にしっくりと収まる、長方形の少し分厚いプラスチックの手触りをした、お皿より軽くフォークより重いものを見つけました。
希望は私の手の中にあったのです。
それはまさしく私が愛用している、愛らしい猫のストラップを身に付けたピンクの携帯電話でした。
私達は歓喜の声を上げ、私は貝の様に二つに閉じられたそれを、パカリと勢いよく開けました。
163:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:51:30.54 ID:qQjvGW6F0
まどか「青いもの」
さやか「…………」
まどか「…………古今東西ゲーム」
164:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:53:34.66 ID:qQjvGW6F0
私がそこで三回目の空腹発言をしたことは覚えています。
逆に言うと、ここまでしか覚えてませんでした。
そして、さやかちゃんが妙案を出しました。
すなわち、キュゥべえに助けを呼んできてもらおうというのです。
165:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:55:30.15 ID:qQjvGW6F0
私達はそれで完全に沈黙しました。
私は鞄を放って、スカートでお尻が汚れないように体育座りをしました。
目の前のさやかちゃんが何か言いたげでしたが、とてもそんな気分になれなかったのか、口を半開きにしたまま私と同じように座りこんでしまいました。
まどか「…………昨日テレビ見てたの」
166:箱庭の魔女[saga]
2012/07/11(水) 22:56:57.83 ID:qQjvGW6F0
まどか「…………」
さやか「…………」
まどか「…………映画とかでさ」
795Res/559.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。