333:第十二章 王女編「伝説の血族」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:10:10.73 ID:mcLgH+pT0
「石となったのは、伝説の血族へ我が一族の宝玉を渡すため。
そして、決して魔王に宝玉を渡さぬためなのである」
334:第十二章 王女編「伝説の血族」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:10:50.57 ID:mcLgH+pT0
姫は扉を開けようとしました。
でも、アックアが押さえているのか開きません。
335:最終章 ◆a6qh.01v1w[saga]
2012/06/09(土) 01:13:23.53 ID:mcLgH+pT0
336:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:14:45.99 ID:mcLgH+pT0
姫と絹旗は、アックアが閉ざしていた扉を抜けました。
二階建てと思っていた建物の中は、広い広い部屋がひとつだけ。
337:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:15:22.50 ID:mcLgH+pT0
広い広い部屋の真ん中に宙に浮いた玉座があります。
そこには、大きな男…つまり魔王が座っています。
338:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:16:19.84 ID:mcLgH+pT0
魔王は、淡々とした仕草で、ゆるりと手を広げました。
「此処は、真の王の玉座。そして虹の女王の居城となるべき城」
339:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:17:12.08 ID:mcLgH+pT0
「妖精は元素。つまり、この世の理そのもの…。
生まれかつ消え行くのが定めよ」
340:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:18:09.45 ID:mcLgH+pT0
「予には一切の魔法は効かぬ」
突然、魔王は言いました。
341:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:19:33.96 ID:mcLgH+pT0
絹旗は姫に寄り添うようにその肩に座り込みました。
姫の腕には削板から預かったままの腕輪がはまっています。
342:最終章 王女編「気高き乙女達」 ◆a6qh.01v1w[saga !桜_res]
2012/06/09(土) 01:29:26.43 ID:mcLgH+pT0
「姫、もう座興は終わりだ」
魔王は玉座から立ち上がり、その手を姫の方へ伸ばしました。
343:最終章 王子編「勝利への階段」 ◆a6qh.01v1w[saga !蒼_res]
2012/06/09(土) 01:31:19.63 ID:mcLgH+pT0
俺は戦いの雄叫びをあげ、階段を駆け上った!
アメジストソードから薄い紫の羽が勢い良く広がる!
389Res/237.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。