過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」2
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:18:02.41 ID:Awj1Gu8/o

「予想よりもずいぶん早いご到着だな。面倒事はこのババァに押し付けてトンズラ決め込む予定だったんだが」

「いい加減にしておけよ小娘」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:18:31.53 ID:Awj1Gu8/o

「君は何を言っているのか自分で理解しているのかい?」

「そちらこそ、自分が何を言っているのか理解しているのかな」

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:19:27.41 ID:Awj1Gu8/o

「これに使われてる通信回線みたいな物はえらく複雑だな。
 科学側の知識が豊富な私の妹でもまったく解析できなかったぞ」

「僕らの文明に君達の文明が追いつくには、万単位の時間が必要だよ。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:19:54.35 ID:Awj1Gu8/o

「そういうわけで、無事私は頼まれたことを完遂したわけだ。
 禁書目録が私の意図を察して祈りに術式を織り込むかどうかはぶっちゃけ賭けだったんだがね」

「――なるほどね、仕組みは分かったよ」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:20:21.60 ID:Awj1Gu8/o

 かくして、舞台は灰色の結界に戻る。

「そういうわけだから、君達の念願は叶ったわけだよ。
 後はもう、残った魔女の欠片を倒しておしまいだ。本当におめでとう」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:20:54.04 ID:Awj1Gu8/o

「グリーフシードにどれだけの祈りを注いだところで、元には戻らない。
 なぜなら彼女は死んだからだ。じゃあなぜ、僕は巴マミの声を聴くことが出来たのか」

 彼の言いたいことがわからず、ほむらは首を傾げた。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:21:24.71 ID:Awj1Gu8/o

 ああ、そうか。

 つまりここは……重力の井戸から離れたこの場所は。

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:21:51.92 ID:Awj1Gu8/o

「……あなたを拒絶しておきながら、こんなことを頼み込むなんて間違ってる」

 言葉を吐き出しながら、ほむらは地面を蹴った。
 まどかのことを離さぬ様にしっかりと左手を握り締めながら、翼をはためかせる。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:22:23.51 ID:Awj1Gu8/o


 果たして。


以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/06/05(火) 01:29:41.22 ID:Awj1Gu8/o
以上、ここまで。

伏線回収+説明+最終回を兼ねていたのですが、説明に時間を割きすぎましたので、ちょっとだけ補足を。
神裂さんじゅうきゅうさいや土御門、アニェーゼたちに『訪れていた』のがまどかたちの会話です。べぇさん経由で全世界に生中継されていました。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/05(火) 01:32:28.12 ID:y0axKl3IO
鳥肌もんだぜ乙


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