過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:22:40.95 ID:UgVSypyPo

俺の言うことなんか聞いちゃいねえ。思い込みの世界に入り込んだあやせは天下無敵だ。

「ずっと続くと思っていた日常が、……ずっと信じていたものが、ある日を境に音を立てて壊れ始めた。
 そう感じているんじゃないでしょうか。
以下略



873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:23:20.03 ID:UgVSypyPo

チケットを手に持ったまま、あやせは、自分の傘を無視して俺の傘に入ってくる。
あやせは同じ歳の女子中学生と比べても背が高い。今、俺の目の前にはあやせの顔がある。
ふわぁ〜と、あやせから良い香りが漂ってくるのがはっきりと分かる。

以下略



874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:24:25.03 ID:UgVSypyPo

あやせがそこいらのナンパ野郎にホイホイついて行くなんて、絶対に有り得ねえ。
とはいっても、俺の脳ミソは勝手によからぬ妄想をし始める――というより、暴走!?
そんな俺を見透かしたように、あやせは天使のような笑顔で俺に言った。

以下略



875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:24:55.19 ID:UgVSypyPo

あやせが曲がり角を曲がってその姿が見えなくなるのを待って、俺は家へ向かって歩き出した。
どうせ俺は、あやせ蜘蛛(顔は天使で腹が黒い)に捕まった情けない昆虫さ。
それにしても、麻奈実は俺のことが好きなんだと言ったときの、あやせの苦しそうな表情は一体何なのか。

以下略



876:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:25:22.93 ID:UgVSypyPo

「それじゃあこれは、わたしが預かって置きますね」

「ちょ、ちょっと待てっての、そりゃどういうことなんだよ!」

以下略



877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:26:00.50 ID:UgVSypyPo

「何か失礼なことを考えていませんか?」

「いっ、いや、もしかしたらあやせに殴られるんじゃねえかと――」

以下略



878:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/11(木) 23:27:26.75 ID:UgVSypyPo

 ☆

あやせにバイト代を取り上げられて、早くも一週間が経過した。
朝起きると降っていた雨も俺が家を出る頃には上がり、駅に到着したときには晴れ間さえ覗いていた。
以下略



879:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/12(金) 19:33:46.64 ID:TGHZHYvIO
乙!
力作だから完成したのを読んでみたいな。


880:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/14(日) 22:22:23.42 ID:tvUjOlCNo
このラノベ、特定のキャラファン以外はとっくの昔にオワコン
こんなとこでSS投下したって時間の無駄
誰も読んでねーよ


881:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/15(月) 09:25:35.54 ID:U8KdKvMDO
ならどこに投下したらいんだよ?


882:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/19(金) 12:52:54.33 ID:5EokBe3IO
おれは読んでるけどな。
続きはようおねがいします!


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