883:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/02(日) 21:20:57.64 ID:4HuLdUpn0
 >>1よ…更新予定日もう過ぎてるぞ? 
 出来ないなら出来ないと書いてくれなきゃ困る 
884:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/03(月) 20:30:05.05 ID:Kce100gDO
 ────見滝原中学  
  
  
 学校生活の連続的惰性──もっと単純に言って『ダルさ』───については、もはや言わずもながだろう。 
 それとなく真面目に席につき、それとなく真面目にペンを握り、それとなく真面目に先生の話を聞きながら、それとなくまどかは思っていた。  
885:誤イライラした 正イライラしていた
2012/12/03(月) 21:35:46.12 ID:Kce100gDO
 まどか(まさか、まさかねぇ) 
  
  
 ふと、頭に黒い影がよぎったが思い違いだとまどかは思った。  
 いかに、彼とさやかは反目(一方的に近いものがあったが)しあっていたとは言え、問題は殆ど解決したようなものである。  
886:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/03(月) 23:06:22.91 ID:Kce100gDO
 まどか「うー、やっとひと段落だよ」 
  
  
 軽く背筋を反らして伸びをする。  
 できれば両手まで伸ばしてみたいが流石に恥ずかしい。 
887:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/04(火) 12:13:28.57 ID:aVwROfuDO
 階段を一歩一歩降りるたびに、胸がドキドキしていくのを感じる。  
 正直、想像するだけでも楽しみなのだ。  
 友達を家に招いて、そして皆でお祝い事をする。  
 気持ちが先走ってしまうのも、無理はないだろうと自分に言い聞かせた。  
  
888:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/04(火) 12:37:33.38 ID:aVwROfuDO
 まぁ、そもそも学校がそんな遊びのようなジュースをわざわざ仕入れるはずもない事くらい分かってはいるが。  
 とにかく、早く買って昼食を摂ろうと思い立ち、改めて自販機に歩き始めた。  
  
  
 すると、そこには既に誰かが自販機の前にいた。  
889:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 20:24:50.98 ID:yryF6udDO
 まどか「え?」 
  
  
 ほむら「前はただの栄養ドリンクだったし、次こそはって期待しても現実はこんなものよね」 
  
890:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 20:42:44.95 ID:yryF6udDO
 まどか「いつも通りだよ」 
  
  
 選ぶしかなかった言葉だった。  
 他に何か洒落た一言を用意してくれたのなら、まどかはその言葉を選んだかもしれない。  
891:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 21:12:30.75 ID:yryF6udDO
  
  
  
  
 まどか「って事があったの」 
892:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 22:12:44.90 ID:yryF6udDO
 さやか「うーん」 
  
  
 さやかは考え込んでしまった。 
 少し前の騒動を思うと、恐ろしい気もする沈黙である。  
893:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 22:27:01.37 ID:yryF6udDO
 最後辺りは彼女も口籠もっていた。 
 その言葉に彼女自身が以前当てはまっていた事くらいさやかが一番理解しているのだろう。  
 だからこそ、まどかは驚き、そして嬉しかった。  
  
  
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