911:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/13(木) 19:12:28.04 ID:XgwJ6scDO
 もう少し、もう少しで家に着く。  
 この道を真っ直ぐ歩いて、次の角を右へ、するとほら見えてきたるは愛する我が家である。  
  
  
 さやか「お、まどかん家だ!久しぶりだなぁ。まだパパさんはいるの?」 
912:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/13(木) 21:10:13.26 ID:XgwJ6scDO
 追いすがるさやかを引きずるようにして、家の玄関の前で歩いた。 
 ニマニマといたずらっ子のような笑みを浮かべるさやかはやりずらいが、しかし彼女は今日のお客人の一人である、締め出す訳にはいかない。  
  
  
 まどか「ただいまぁ」 
913:sage[sage]
2012/12/13(木) 21:52:50.48 ID:0xmp/kH+0
 サイクロか懐かしいな〜昔よく見てたな〜 
 スレタイ見た時はワンピースの百計のクロかと思ったわwwwwww 
914:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/13(木) 22:34:41.10 ID:XgwJ6scDO
 まどか・さやか(……泥棒ッ!) 
  
  
 二人はまず、そっと靴を脱いだ。  
 そして、そのまま音を立てないように家に上がりこんだ。  
915:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/13(木) 23:16:00.75 ID:XgwJ6scDO
 二人はまたも顔を見合わせて頷きあうと、ドアノブに目をやった。  
 まどかはゆっくりと、ノブに手を置くとそっと深呼吸をした。  
 この時、彼女の胸の中にあった思いは、恐怖と緊張と、それを覆い隠すばかりの猛りであった。  
  
  
916:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/14(金) 00:00:41.28 ID:H7T1TJ1DO
 リビングの床にペタリと座りながら、マミはこちらを見て目を丸くしている。  
 恐らく自分と彼女は、今、鏡を見ているように同じ顔をしているかもしれない。 
  
  
 自分は、まさかの人物の登場による驚き、彼女は、突然声をかけられたことに対する驚き、と意味はまったく違っているが。 
917:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/14(金) 00:23:07.84 ID:H7T1TJ1DO
 「おー、なんだ帰ってたのか?」 
  
  
 愕然としているまどかの耳に聞き覚えのある声が聞こえてきた。  
 錆びたブリキ人形のような動きでゆっくりと振り替えると、つい先程開けたドアの前に見覚えのある黒猫が立っていた。  
918:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/14(金) 00:25:41.15 ID:H7T1TJ1DO
 こっから長くなりそうなので今日はここまで。  
 明日は夕方頃から投稿を開始します。  
 読んでいただきいつも感謝しています。  
  
  
919:sage[sage]
2012/12/14(金) 01:24:02.97 ID:qvPSUo6M0
 お疲れちゃ〜ん♪ 
  
920:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/14(金) 13:48:25.70 ID:0T5SADduo
 乙 
 どうしてって聞いといて言い訳するなはいくらなんでも理不尽じゃないっすかねまどかさん 
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