703:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:07:47.81 ID:Upuk+rYRo
叔母さんが僕の頭を撫でている。以前フラバを起こした僕を撫でてくれた明日香や奈緒
のように。それは不思議な安心感を僕にもたらした。
「つらい? あたしの寝室で横になる?」
704:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:08:19.58 ID:Upuk+rYRo
このまま行けば最後まで突っ走っていたかもしれない。少なくとも僕はもう自分の叔母
さんに対する衝動を止めることができなかった。最低の行動だとは思って反省したばかり
だったのに。
705:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:09:00.42 ID:Upuk+rYRo
「奈緒ちゃんと引き剥がされたあんたは感情を表面に出さなくなってね。あんたは明日香
に比べたらぜんぜん手のかからない子だった。でもそれは心の傷も自分の悩みも全部一人
で溜め込んでいたからだよね。あんたはあたしには全然相談してくれないし」
706:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:09:29.11 ID:Upuk+rYRo
叔母さんの素肌を調子に乗って再び愛撫し始めた僕は突然体を突き放された。
「叔母さん・・・・・・?」
707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:10:32.80 ID:Upuk+rYRo
叔母さんが着替えをしている間に、僕は明日香にメールした。叔母さんが記憶を取り戻
した。でもだいぶ落ち着いているのであまり心配はいらない。気分転換にどこかに行きた
いと言うので叔母さんに付き添ってドライブしてくるから。
708:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:11:04.11 ID:Upuk+rYRo
雨は雪に変わっていた。傘もなく僕と叔母さんは手をつないだままマンションの外に出
た。
僕たちは雪に変わった天気の中を手を繋いだまま寄りそって、路駐している叔母さんの
709:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:13:59.87 ID:Upuk+rYRo
『うん、そうだよ。間違いねえよ』
池山の突然の気変わりによって無策にも玲子を逃がしてしまったユウトがあたしに電話
してきた。
710:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 23:15:10.03 ID:Upuk+rYRo
あたしはトイレから出て奈緒の部屋に戻った。
「奈緒ちゃん、本当にもう大丈夫なの」
711:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/05(水) 23:15:41.11 ID:Upuk+rYRo
今日は以上です。
712:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/05(水) 23:26:43.49 ID:QnClgew3o
乙
奈緒人…
1002Res/1204.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。