過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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投下
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2012/08/30(木) 09:22:07.54 ID:r7/tUdvr0
千早「もう、私のことは放っておいてください……!」
夢をみた。
それが夢だと分かった理由はそう言った覚えがあるからで、
以下略
8
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:22:55.33 ID:r7/tUdvr0
千早「歌えない今、プロデューサーと話すことはありません。
帰ってください。お願いします」
以下略
9
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:23:28.62 ID:r7/tUdvr0
千早「どうしてあんな夢を……」
本当は理由なんてわかりきっている。
私の今の状況が当時のそれに似通っているからだ。
以下略
10
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:24:08.70 ID:r7/tUdvr0
千早「着信……春香かしら……?」
しばらく時間が経ち、太陽の傾きを感じ始めた時。
ふと携帯をみると光が点滅していて、着信があったのを教えてくれた。
以下略
11
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:24:35.87 ID:r7/tUdvr0
また大丈夫と言うの? 嘘なのに?
心配いらないって言うの? そんな言葉には何の意味もないとわかっているのに?
千早「……私、何を考えているのかしら。
まだ春香と決まったわけじゃないのに」
以下略
12
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:25:12.17 ID:r7/tUdvr0
千早「今更……何を……っ」
言葉とは裏腹に、頬の筋肉が緩んでいる自分に辟易する。
プロデューサーに捨てられたと嘆き、責めていたくせに、
プロデューサーからの連絡が入るやいなやだらしなく喜んでしまう。
以下略
13
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:25:44.39 ID:r7/tUdvr0
千早「……これは…………」
なるべく無関心に、なるべく無感動に。
そう釘を刺しながらプロデューサーからの着信を確認すると、どうやら着信はメールのようだったのけれど、
そこに書かれてある内容に眉を顰める。
以下略
14
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:26:15.89 ID:r7/tUdvr0
P「ようやくきたか」
数時間後、私はプロデューサーと一緒に都市郊外の駅にいた。
千早「プロデューサー、いったいどういうことですか? 説明してください」
以下略
15
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:26:41.18 ID:r7/tUdvr0
千早「……でも私、もうアイドルじゃありません」
自分で言っておきながら、ああそうなんだと再認識する。
私のアイドル活動は、少なくとも日本では、あのラストコンサートで終わった。
以下略
16
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:27:10.92 ID:r7/tUdvr0
「あなたが如月千早さん? 初めまして、今日はよろしくね。
いやー本物はやっぱり違うわね。なんというか、オーラが溢れているみたいな……」
千早「は、はあ、ありがとうございます」
以下略
17
:
投下
[saga]
2012/08/30(木) 09:27:48.06 ID:r7/tUdvr0
千早「あの、二人はお知り合いなのでしょうか?」
女性は私の後ろで作業をしていた。
二人の様子から黒なのは明白だったけど、とりあえず礼儀としてたしかめる。
以下略
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