過去ログ - 雪歩「その手」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:50:01.40 ID:+1h5mk+to

「一人で待ってて、退屈だったろ。
今日は取材と撮影一本ずつだっけ」

「はい」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:50:42.43 ID:+1h5mk+to

「戸締り、完了っと」

プロデューサーが、わざとらしく指さし確認をして歩き出した。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:51:46.04 ID:+1h5mk+to

それを見てないはずなのに、プロデューサーは背中を揺らしながら言う。

「なんか雪歩って子犬みたいだよな」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:52:32.80 ID:+1h5mk+to

狭い階段を下りて、プロデューサーの隣に並ぶ。

「まだ暑いけど、なんかすっかり秋だなぁ」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:53:14.25 ID:+1h5mk+to

―――

「ここ、なんですか?」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:54:12.59 ID:+1h5mk+to

「なんか、ごめんな」

明るいロビーの中で、申し訳なさそうな顔を浮かべながらプロデューサーが言った。

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:54:43.07 ID:+1h5mk+to

そのままの状態で中へと引きずり込まれる。

ちょっと前だと、こんなのありえなかっただろうなぁ。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:56:16.51 ID:+1h5mk+to

案内されたテーブルは、いわゆる半個室みたいなところだった。

そこに到着して、店員さんがいったん下がったところでようやく手を放してもらえた。

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:56:46.50 ID:+1h5mk+to

メニューとにらめっこしていると、助け舟が出される。

「俺と同じのでいいか」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:57:21.57 ID:+1h5mk+to

注文を終えた後、プロデューサーが思い出したように言った。

「そうそう、報告書作ってきてくれた?」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 14:58:24.80 ID:+1h5mk+to

私が犬の恐ろしさを一通り語り終えると、プロデューサーが自嘲気味に言う。

「正直これ、ミーティングでもなんでもないよな」

以下略



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