27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/09/29(土) 02:12:54.46 ID:xUFzWA1ro
べぇさんはフクロウポジかなんかで完全にマスコットキャラにすれば良いんじやね
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/29(土) 05:29:56.54 ID:8AqwNY6DO
性格とか口調だけモデルにして登場ってことか
判断するのは勿論>>1だが普通にありだな
29: ◆fG4qOWmicojn[saga]
2012/09/29(土) 09:28:50.20 ID:Sw3uTU+qo
五人はアーチをくぐり抜けた。杏子が急いで振り返った時には、アーチは見るみる縮んで、固いレンガ壁に戻るところだった。
そばの店の外に積み上げられた大鍋に、陽の光がキラキラと反射している。上には看板がぶら下がってる。
【鍋屋―大小いろいろあります。銅、真鍮、錫、銀―自動かき混ぜ鍋―折畳み式】
30:>>26感じ方次第ですが概ね[saga]
2012/09/29(土) 09:38:34.13 ID:Sw3uTU+qo
「グリンゴッツだ」ハグリッドの声がした。
「私とまどかはもうおろしてあるから、先に買い物すませとくね」さやかが言った。
「私も」ほむらが言った。
31:>>27文量これ以上増えるとやばいんだ。べえさん魅力的だけど堪忍しておくれやす[saga]
2012/09/29(土) 09:42:01.30 ID:Sw3uTU+qo
「うわさでは、重要な金庫はドラゴンが守ってるということだ」
「ドラゴンがいるって?」
「ああ、そう言われとる。俺はドラゴンが欲しい。いやまったく」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 09:48:09.89 ID:Sw3uTU+qo
「おはよう」
ハグリッドが手のすいている小鬼に声をかけた。
「佐倉杏子の金庫から金を取りに来たんだが」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 09:49:15.98 ID:Sw3uTU+qo
グリップフックが扉を開けてくれた。杏子はずっと大理石が続くと思っていたので驚いた。
そこは松明に照らされた細い石造りの通路だった。急な傾斜が下の方に続き、床に小さな線路がついている。
グリップフックが口笛を吹くと、小さなトロッコがこちらに向かって元気よく線路を上がってきた。
三人は乗り込んだ……ハグリッドもなんとか納まった――発車。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 09:50:39.60 ID:Sw3uTU+qo
グリップフックが扉の鍵を開けた。緑色の煙がモクモクと吹き出してきた。それが消えたとき、杏子はあっと息をのんだ。
中には金貨の山また山。高く積まれた銀貨の山。そして小さな銅貨までザックザクだ。
「みーんなおまえさんのだ」ハグリッドはほほえんだ。
35:ss初めてで、文才もなくて、原作に依存してるから厳しいというのもあります。力不足で申し訳ない[saga]
2012/09/29(土) 09:53:20.27 ID:Sw3uTU+qo
七百十三番金庫には鍵穴がなかった。
「下がってください」
グリップフックがもったいぶって言い、長い指の一本でそっとなでると、扉は溶けるように消え去った。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 09:56:30.48 ID:Sw3uTU+qo
「行くぞ。地獄のトロッコへ。帰り道は話しかけんでくれよ。俺は口を閉じているのが一番よさそうだからな」
もう一度猛烈なトロッコを乗りこなして、陽の光にパチクリしながら二人はグリンゴッツの外に出た。そこではもうさやかとまどかとほむらが待っていた。
「教科書は全部買っておいたよ。いやー重くてまいったまいった」さやかが言った。
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