過去ログ - 梓「フリースタイル」
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2:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 17:59:29.80 ID:AlqVJj+S0
「それってつまり、自己満足なんじゃない?」


何でも無い事みたいに、純が言った。
普段通りの口調と普段通りの語調で、微笑みさえ浮かべて。
以下略



3:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:00:41.61 ID:AlqVJj+S0





以下略



4:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:01:31.40 ID:AlqVJj+S0
「前から思ってたんだけど梓ってさ、恋バナになると黙り込んじゃうよね。
その顔を見る限り、好きな人が居ないってわけじゃないよね?
もしかして、何か付き合うのに問題がある人に恋してるんじゃないの?
例えば……、掘込先生とか!」

以下略



5:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:07:06.37 ID:AlqVJj+S0
私の中にこんな感情があるなんて、あの人を好きになるまで思ってなかった。
中学生の頃までは周囲の同級生と同じ様に、歌って踊れる男の子のアイドルが好きだった。
女子高に進学はするけれど、文化祭か何かで男子と知り合う事もあるのかな、って軽く考えてた。
あの人の事だって最初から好きだったわけじゃない。
予想とは全然違うのんびりした部に入ってしまって、
以下略



6:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:09:31.58 ID:AlqVJj+S0
そのまま時間だけが無為に過ぎて行ってしまって、
気が付いた時には、純が無表情のままで小さく息を吸い込んで、
私の一番聞きたくなかった言葉を口に出してしまっていた。


以下略



7:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:11:03.56 ID:AlqVJj+S0





以下略



8:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:12:07.53 ID:AlqVJj+S0
「世の中には色んな人が居るもんね。
テレビとか観てるとさ、
男同士とか女同士とかの恋愛に寛容に思える事もあるけど、
テレビでやってる事と現実とじゃ、結構違ってるみたいなんだよね。

以下略



9:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:12:41.54 ID:AlqVJj+S0
「分かってても、あっさり言われるとちょっと傷付くなー……。
まあ、いいけどね。
だったら、私の梓に対する態度は変わるわけないでしょ?
私の事が好きってわけじゃないなら、ならばよし!
逆に応援したい気分だよ」
以下略



10:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:13:14.35 ID:AlqVJj+S0
「そうだったんだ!
これは盲点だったなあ……、梓が好きなのがあの人だったなんて……。
好きになった理由……はまた今度訊かせてもらおうかな」


以下略



11:◇qq7WYD933[saga]
2012/09/29(土) 18:13:46.91 ID:AlqVJj+S0


前半は終わりです。
次回、後半を投下する予定です。


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/09/29(土) 19:38:50.23 ID:olG6hurPo
レスリングかと思った


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