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2012/12/09(日) 08:56:32.05 ID:5ZufbDDxo
ほむら「巴マミは?」
杏子「別行動。さっきの爆発に気づいたら、すぐに駆けつけるだろ」
杏子「どこに現れるのか知ってたんなら、最初から言やあいいじゃねえか」
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2012/12/09(日) 08:57:52.48 ID:5ZufbDDxo
【11:28/避難所】
木目の床にシートを敷いて、避難している見滝原の人々。
毛布が配られるなど、本格的な避難活動が始まっている。
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2012/12/09(日) 08:58:45.93 ID:5ZufbDDxo
【11:34/港湾地区】
施設の壁に身を隠しつつ、ワルプルギスの夜の攻撃の合間を縫って反撃するマミ。
銃弾が命中しても、まるでこたえないワルプルギスの夜。
348:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 08:59:42.29 ID:5ZufbDDxo
マミ「私が道を作るから、そこからあいつ目がけて切りかかって」
マミ「無理はしないようにね。あくまで、試してみるだけだから」
杏子「おう。サポートは頼む」
349:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:00:55.83 ID:5ZufbDDxo
【11:49/病院】
窓の外で風に揺れる木々を見つめる恭介。
恭介「避難所に行かなくても平気かい?」
350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:02:21.66 ID:5ZufbDDxo
さやか「暁美さんは?」
天童「ほむらは、その、私用で」
さやか「私用って、こんなときに」
351:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:03:25.45 ID:5ZufbDDxo
キュゥべえ「外の嵐も、すべてワルプルギスの夜によって引き起こされている現象だ」
さやか「これが……?でも今までの魔女は結界の中にいたのに」
キュゥべえ「結界に守られる必要がないぐらい強いということさ」
352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:04:53.68 ID:5ZufbDDxo
さやか「――本当だね?」
キュゥべえ「以前の君は、言ってみれば風船のようなものだ」
キュゥべえ「正義を口にしても、他人のためと言っても。その言葉の中には何も詰まっていなかった」
353:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:05:56.44 ID:5ZufbDDxo
さやか「……恭介」
目を閉じ、うつむいて言うさやか。
強くうなずき、恭介に笑顔を向ける。
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2012/12/09(日) 09:07:05.71 ID:5ZufbDDxo
さやか「――キュゥべえ」
さやか「私の願いは、恭介を事故に遭う前の健康な状態にまで治すこと」
さやか「それが叶うのなら、私は、魔法少女に……なる!」
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2012/12/09(日) 09:07:55.23 ID:5ZufbDDxo
窓を開けるさやか。
風が病室に吹き込み、激しくカーテンをはためかせる。
さやか「叔父さん、後で窓を閉めておいてくれる?」
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