過去ログ - エルフ「素敵な顔ですね」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/11(日) 01:19:47.25 ID:6/MOeH3h0



湯桶は、殺風景で小さな部屋にぽつねんと置かれていた。
なみなみと水が張られている。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/11(日) 01:22:56.86 ID:6/MOeH3h0
「体中にあるの? あかいヘビ」

そうだ、と答えた。

少女はまじまじと私の体を見つめる。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/11(日) 01:30:18.89 ID:6/MOeH3h0
それでも私は何も変わっていない。
私を縛り付ける女たちが全く劣化しないのと同じで。

私の心に蠢くものは未だに私を苦しめる。

以下略



29: ◆Tou2G.k9G331[sage]
2012/11/11(日) 01:38:41.53 ID:6/MOeH3h0
こんなファッティなssを読んでくれている人がいたら甚謝します。
不満等が有ったら改善したいと思いますのでお気軽にどうぞ。


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん)[sage]
2012/11/11(日) 01:57:31.69 ID:jx6b0wdlo
よきにはからえ


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/11(日) 06:22:52.84 ID:VXtROTH8o
好きだぞ


32: ◆Tou2G.k9G331[saga]
2012/11/15(木) 00:29:00.54 ID:7Yq0nTdU0
風呂から上がった後、私はフィリアに此処から立ち去ると伝えた。
私が長居すれば彼女たちに迷惑をかけることになるからだ。

「お気遣い頂かなくても結構ですのに……」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 00:36:46.08 ID:7Yq0nTdU0
その次の瞬間には、私の身体は地に伏していた。

側頭部に鈍痛が走り、視界は幾重にも歪んでいた。

頭部に甚大な衝撃を受けたのだと理解するまでにかなりの時間を要した。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 00:44:21.57 ID:7Yq0nTdU0
私は身体を奮い立たせて跳ね起きた。
私が未だ存命なのに驚愕したのか、相手は大幅に距離を取った。

「……劣悪種の分際で呪術を刻印してるのか」

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 00:49:58.17 ID:7Yq0nTdU0
「……お前、泣いているのか?」

言葉につられて頬に触れる。
透明な雫が指を濡らしていた。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 01:00:22.74 ID:7Yq0nTdU0
黒エルフは観念したというように肩を竦めた。

「……殺そうとした。二回ほど。しかし私はお前の事を案じて――」

「紅鬼様、お怪我はございませんか?」
以下略



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