過去ログ - エルフ「素敵な顔ですね」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 21:32:23.75 ID:RKgc1Uqb0



「おはようございます」

以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 21:41:00.65 ID:RKgc1Uqb0
黒エルフの女はいつも食事の席にいない。
私と食事を共にするのが堪えられないらしい。

それどころか言葉すら交わしたく無いらしく、言語の壁を除く呪術も使わない。

以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/23(金) 09:01:00.25 ID:PDHI6dQO0



食器を片付けた後、私は薪小屋へ行った。
夕食を作るための燃料が足りないからだ。
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/23(金) 09:08:27.62 ID:PDHI6dQO0
不可思議な手応えに陶酔している内にかなりの量を割り終えた。
もしかしたら一週間分以上あるかもしれない。

薪をカゴに詰めて厨まで運ぶ。
筋肉が軋み、指先が痛む。相当の重量だ。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/23(金) 09:14:08.53 ID:PDHI6dQO0



気温の最も高くなる時分に、来訪者があった。

以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/23(金) 09:19:04.39 ID:PDHI6dQO0
少女は上体を倒して仰向けになる。

私は来訪した男の身の上について訊ねた。

「町にすんでる人で、週に一回食べものをとどけに来るの」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/23(金) 09:25:00.48 ID:PDHI6dQO0
あまりの剣幕に押されて、私は僅かに体を仰け反らせた。

人間がエルフを嫌忌しているのに、エルフが人間を親しく思うはずがないのは当然だ。

しかし、こうして面前で受ける憎悪の言葉は量感が違った。
以下略



54: ◆Tou2G.k9G331[sage]
2012/11/23(金) 09:27:30.02 ID:PDHI6dQO0
二年ぶりくらいにFF13をしてみましたが、ライトニングさんはネットでネタにされてる時の方が可愛いと思いました。


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/28(水) 08:41:19.63 ID:uQW+Bzw+o
ググったら知ってる奴いっぱい出て来た
全部あんただったのか最初ほのぼの読んでたら途中から気が狂うのは!!


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 23:42:14.90 ID:PAV+qmgN0
少女は夕食の準備時も食事中も口を一切聞かず、片付けを終わらせた後は早々と部屋にこもってしまった。

「……何かあったのでしょうか」

少女が立ち退いた後、フィリアが心配そうに言う。
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 23:49:20.11 ID:PAV+qmgN0
「あの娘は、混血なんです。人間とエルフの。
そのために、町の方々に快く思われていないのです」

慎重に言葉を選ぶような歯切れの悪い口調で彼女は告げる。

以下略



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